見出し画像

お猫さま:我が家のお猫さまは襲名制

小学生の頃から猫と共に育っており、実家を離れた今も、なんなら猫をいじりたいがために、ちょくちょく実家に帰る生活です。

小学生の頃のお猫さまは私よりも先輩だったので、すでに名前がありましたが、私が誕生して以降、唯一の子どもという特権を行使して、命名権を手にしました。
昔から変わらない、我が家の暗黙のお猫さまルールは、以下の3つ。

■購入はしない
  (迷い込んだ野良を保護するか、保護主から譲り受ける)
■メス限定
  (これは母親のこだわり)
■多頭飼いはしない

私は子猫3匹とか飼いたかったんだけど……(家から出れないレベルでかわいいに決まってる)。本当は、犬×猫みたいな異種飼いをしたい。
まぁでも、扶養家族は多くなれば多くなるほど大変だし、最後まで責任を持たなきゃいけないから、ということですよね。
確定申告の扶養控除対象外、かつ、病院も全額負担なのでお金もかかるし。

そして最後に謎ルール。

■襲名制

いつからこのルールになったのかは謎なのですが(どう考えても2代目を迎え入れたタイミングしかないけど)、我が家のお猫さまは襲名制。

ちなみに名前は「ミーコ」。
純和風の洒落っ気のない名前です。

過去に、アントワネット(ではないけど)的な大層な名前にしたい!と幼き頃の私が提案したら、「外でそんな名前で呼んだら、どんな格式高い猫が来るかと周りが思う。血統書のある猫じゃないんだから名前負けしたらかわいそう」という理由により、家族会議で「ミーコ」に落ち着いた記憶。

まぁでも呼びやすいし、2代目を迎え入れた時も、
「名前どうする?」
「ミーコでいいんじゃないの?」
という雑な流れで襲名制が採用されたのではないかと思います。

そんなこんなで、今のミーコは既に4代目。

襲名制は我が家としては全く問題がないのですが、いちばん問題になるのは動物病院。
先住猫の代から何十年もお世話になっている病院に通っているのですが、はじめて連れて行くと、

「お久しぶりです。新しい子が来たんでワクチンお願いします」
「新しい子来たんですね~。新しいカルテ作りましょうね。お名前は?」
「ミーコです」
「ミーコちゃんですね~。……あ、え?……え??えっと……ミーコちゃん?」
「あ、●代目のミーコです。前のミーコは×代目です」
「あ……そうなんですね」

と、病院の先生たちを混乱させることになります。
なので、3代目以降、我が家のお猫さまのカルテは、名前に「ミーコ(●代目)ちゃん」と書かれるようになりました。お手数おかけして申し訳ない。

三毛 → 茶トラ → 茶トラ → 三毛

と、模様がループしているのも原因のひとつと思われます(これは偶然)。

そんなこんなで、現在の4代目ミーコ。
13歳のおばあちゃんなので、もう最近は寝てばっかりですが、そろそろ歴代ミーコの中でもいちばんの最年長になるお年頃(そしてまだまだ長生きしてもらわなきゃ困る)。

よく「十人十色」と言いますが、もちろん猫だって「十猫十色」で、全員、目の色も性格も食の好みも違う。
それぞれ違うのに、それぞれ本当にかわいい。大事な家族です。

というわけで、4代目が他のミーコと全く違うところ。

それは……

へそがデカい!!!!

画像1
真ん中の毛がない丸いところがおへそ。

お母さん猫のお腹の中にいたとき、ずいぶんと太いへその緒で栄養吸収してたんだね。そりゃぁアンタは骨太な猫になるわ。

ちなみに肉球はブチです(今までは全員ピンク一色だった)。

画像2
最近は外も行かないので足の裏の毛も伸びてきてる。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?