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年末年始は『食べ過ぎ』によるおっぱいトラブルに要注意

『体は食べた物で作られている』

たんぱく質が不足すれば筋肉は痩せます。
糖質が不足すれば血糖が下がります。
脂肪が多過ぎれば肥満になります。

母乳はママの体から分泌されます。

なのに医学界では
『母親の食事内容と母乳の質や量に科学的因果関係(エビデンス)はないので食事内容の指導は不必要』と言われるのことには…さっぱり合点がいきません。

だって、授乳期の栄養所要量もそうでない時と明らかに違うのに。

私はやはり経験的に母親の食事内容と母乳の質や量には因果関係があるように思います。

特にチョコレートとケーキと餅

チョコレートやケーキの食べ過ぎは母乳からバターが出てきているんじゃないかと思うくらい黄色い脂っこい乳汁が出てきます。

餅はまるで鍋の中で溶けて糊になったかのようなねばねばの乳汁が出てきます。

これ、本当なの!

だから乳汁を触ると最近の食べ物の大体の傾向が見えて来る。

昔の日本人は食糧事情が悪かったので日頃から痩せていました。
なので、産後に母乳を出す貯えが体にないので『三日目の餅』と言って赤ちゃんが乳を欲しがる生後三日目に母親に餅を食べさせカロリーを補う風習がありました。

ところが今は『飽食の時代』
日頃から高脂血症気味。
そんなに無理して足さなくてもよいのです。

特にこの年末年始は高カロリー、高脂肪な物を食べ続けてしまう。

過去の飢えの記憶が遺伝子的に組み込まれているのか…
なんか、食べておかないと年を越せないような…
そんな切迫感につい駆られてしまう(笑)。

クリスマスはキリスト教徒でもないけどクリスマスディナー。
年末の餅つき。
年越しの天ぷらそば。
大みそかのすき焼き。
お正月のお節とお雑煮やぜんざい。

12月24日~1月3日迄はとにかく食べ続けてしまいませんか?

だから授乳期のママはこの年末年始は『食べ過ぎ』に注意

お正月は”餅”に気をつけましょう。

特に産後3ヶ月以内『たまり乳』といって常に母乳を蓄えようとしている時期は要注意
餅は高カロリーな為、母乳がたまり過ぎて赤ちゃんが飲みきれずおっぱいトラブルに繋がりやすいのです。


旧年もお世話になりました。
本年もよろしくお願いします。

年初めは1月6日(月)10時から通常業務をいたしますです。
緊急時は状況によっては対応可能な場合もありますのでご相談ください。

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