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納豆菌と麹菌の共存は世界平和に繋がる?

助産師38年目のMAYUMIです。

近々当院では『手作り味噌の会』を開催します。

その下準備の一つに大豆を扱う部屋に納豆菌がいないようにすること。
つまり、2~3日前から納豆を開封しないでよく換気をする必要があります。

しかし、納豆菌は日本の空気中にふわふわしているらしい。

ここ石川県では“そらなっとう”と言って、石川県能登半島上空3000mで採取された納豆菌で納豆が作られたりもしています。

石川県の会社㈱金城納豆さんが作っています。
県内産の大豆を使い、菌迄”地産地消”(笑)!

あまりスーパーで見かけませんが、私の行きつけのJAの産直市場(ほがらか村)にありました。

においや粘りが弱くて納豆が苦手な人でも食べやすい特徴があるらしいのですが…
納豆好きの夫には「物足りない」そうです(笑)。

味噌を作るときに大豆を発酵させるのに使う菌は麹菌ですが納豆菌も大豆好き
その上、力関係では納豆菌の方が麹菌より強い

だから『かぶら寿司』という麹を使ったこの時期の保存食作りの体験会に行ったとき、お店の方が
「麹屋では納豆は永遠に封印なんです」っておっしゃっていました。

麹を扱う人は納豆菌が服や体についていてはいけないそう。

麹菌って繊細なんですね。


我が家の夫は九州出身で納豆菌派

毎日納豆を食べないとお腹の調子が悪いそうです。
だからか、体臭も納豆臭い。
それはただの加齢臭か?

で、麹があまり好きではありません。
だから味噌汁もあまり好きではありません。
結婚したての頃私の実家に行ってお正月に麹で作ったかぶら寿司や大根寿司を見たときに「何これ?…」って気味悪がっていました。

一方私は北陸生まれの北陸育ちの麹菌派

納豆は1週間に1~2回で十分って感じがするというか、食べ過ぎるとお腹が張ります。

一方、味噌汁は毎日でも飲みたくなる。
この季節はかぶら寿司や大根寿司が無性に食べたくなります。

きっと夫の腸の世界は納豆菌優位で私の腸の世界は麹菌優位なんだろうなと思います。

毎日の食卓にお互いの腸が必要なものの世界が違うって本当に面倒くさい…。

でもね、納豆と味噌汁の食い合わせは体に良いらしいですよ。


平和はもしかしたらお互いが必要としている菌を認め合い食い合わせをはかることかもしれない…。

多様な菌との共存が世界平和に繋がるのかも?

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