![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159521245/rectangle_large_type_2_8dd17a7bdcd87e963d42169345f3dab6.png?width=1200)
④「ありがとうを言わない」問題
研修講師の石原まゆこです。職場のジェネレーションギャップの生情報を紹介しております。基本スタンスは、上司の味方です。がんばれ!上司。
ということで、上司、OJTトレーナー、先輩方からのジェネレーションギャップ系つぶやき。
「最近の若手は、ありがとうを、言わないんですよね~」
これは、更に詳しく説明すると、上司からしてみたら「ありがとうございます」と来るな、というタイミングで「ありがとうございます」が来ない、ということのようです。例えば、
・昨日の夜、部内の打ち上げ飲み会だったが、翌朝一番に直接、私のところにお礼を言いに来ない
・複数の上司に対して一斉メールでお礼を送ってきて、個別にはお礼が来ない
・営業同行でお客さま先を出た後、帰り道での会話の第一声が、「今日はありがとうございました」じゃない
・後日に「先日はありがとうございました」という振り返りのお礼がない
これらを若手サイドの視点で、更に詳しく説明しますと、
・昨日の夜、部内の打ち上げ飲み会だったが、翌朝一番に直接、私のところにお礼を言いに来ない➡【若手】当日の帰り道にLINEでお礼を送った。翌朝は会えるか分らないし、気持ちが熱いうちにお礼をお伝えしたほうが良いと思って。
・複数の上司に対して一斉メールでお礼を送ってきて、個別にはお礼を言いにこない➡【若手】お伝え漏れがあっては失礼なので。
・営業同行でお客さま先を出た後の帰り道の会話の第一声が、ありがとうじゃない➡【若手】お疲れさまでした、と言っているかも知れないです。特に意識してません。
・後日に「先日はありがとうございました」という振り返りのお礼がない➡【若手】に『お礼3度』(下記参照)を説明すると「なるほど~そうなんですね~」という反応が多いです。
両者の言い分はすれ違っております。若手の言い分はどれも、自分都合、自分目線ですが、特に悪気はないようです。上司も怒りを感じる程でもなく(ちょっぴりがっかりな気持ち)、仕事上直ぐに実損が出る訳でもないので、指摘を逃しがち。
★対策と指導案★
✓ここは是非、良き慣習を若手にご指導ください。最近の若者はお礼に来ないよね、と上司同士でつぶやいている場合ではありません。
✓下記は、研修講師の師匠から教えてもらったもの。指導案として。
『お礼は3度』
例)食事のお礼
1. 食事をごちそうになった日にお礼
2. 翌日、朝会社で顔を合わせた時に直接お礼
3.後日「先日は、」「その節は、」と改めてお礼
ちなみに『お詫びも3度』
例)研修開始時間に遅刻
1.遅刻して入室した際に、申し訳なさそうな態度でお詫び
2.初めの休憩時間に講師や上司お一人おひとりに直接お詫び
3.後日「先日は、」「その節は、」と改めてお詫び