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週刊囲碁日記

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3歳から囲碁をやっていて、囲碁界の奥の奥まで知っている私の、忖度なしのここだけの囲碁の話です。
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#戦略

#38 週刊囲碁日記 囲碁界のプリンス・一力遼棋聖が19年ぶりに世界一になるかもしれないことの凄さを、囲碁を知らない人にもわかりやすくお伝えします

こんにちは。瀧真有子です。 一力遼さんが「応氏杯世界選手権」の「決勝五番勝負」で第1局、第2局に勝利しましたね。 囲碁界は19年ぶりの国際戦優勝が見えてきたことで、ものすごい盛り上がりですが、残念ながら囲碁界以外での認知度はまだ低いようです。 囲碁について色々書いている私にも、一般のメディアの方から問い合わせをいただいたりすることがあるので、今回のことがどれだけすごいのか、囲碁を知らない方にもわかるようにお伝えしたいと思います。 構成としては、前半は、「囲碁界がどんな状

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#27 「GOTEKI」が担った役割と飛躍しきれなかった理由

こんにちは。瀧真有子です。 前回の記事でたくさんの反響をいただき、囲碁界の現状や普及へのあり方について、皆さん思うところがあるのだなと実感しました。 囲碁を仕事にしているような方ではなくても、囲碁界の現状を憂い、色々な取り組みをしてくださっている方がたくさんいるのですね。 自分自身がいちファンでありながらも、業界の発展のために色々考えたり、尽くして下さる方がいるということは、つくづく、有難い世界なのだなとも思いました。 その有り難みを実感して、利他的に行動できる人が増

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#7 上達が早い人の特徴とは

以前、囲碁を学ぶためのツールが増え、詰込まなくても上達ができる時代になったという話を書いた。 囲碁を学んでいる人、起業を頑張っている人、受験に取り組んでいる人、など、仕事で色々な人を見てきたが、上達が早い人の特徴がわかってきたので、まとめてみたい。

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#6 もはや、基礎を学ぶ必要はなくなった

詰込みで学んだ囲碁 私が子供の頃に習った環境では、囲碁の教え方は画一的だった。「教える」というよりも、とにかく基礎を繰り返しやって、自分で感覚を身に着けろ、という風潮だったように思う。 今思うと、明らかに基礎とは思えないような内容も、どんどん詰め込まれていき、「なぜ?」「どうして?」と思っても、「そういうものだ」と言われて終わった。「覚えてしまえばいい」「そういうことは考えなくてもいい」とも言われた気がする。当時の勉強の教え方と同じで、詰込み型が良しとされていたからだろう

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#5 囲碁を打つ人は頭が良いのか

私は起業家で、囲碁のインストラクターでもあり、ライターもしている。さらに一児の母でもある。 このうち、「囲碁のインストラクターをしている」という部分に引っかかり、囲碁の経験がない人からは、「囲碁って頭がいい人がやるものですよね」と言われることが、よくある。

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#4 読めなくても囲碁は楽しめる

12歳が囲碁の実力のピーク 囲碁でビジネス戦略を学ぶスクールを始めました。 きっかけは、自分の囲碁の技量の衰えを顕著に感じたことからです。

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