#27 「GOTEKI」が担った役割と飛躍しきれなかった理由
こんにちは。瀧真有子です。
前回の記事でたくさんの反響をいただき、囲碁界の現状や普及へのあり方について、皆さん思うところがあるのだなと実感しました。
囲碁を仕事にしているような方ではなくても、囲碁界の現状を憂い、色々な取り組みをしてくださっている方がたくさんいるのですね。
自分自身がいちファンでありながらも、業界の発展のために色々考えたり、尽くして下さる方がいるということは、つくづく、有難い世界なのだなとも思いました。
その有り難みを実感して、利他的に行動できる人が増えれば、囲碁界も変わるのかもしれませんが、ゲームの性質上からか、利己的な人が多い世界なので、一度ガラガラポンでも起こらなければ、大きな変革は難しいかもしれませんね。
囲碁界をどう改革したら良いかについての私見は、下記にまとめましたので、よろしければご拝読ください。
さて、私は以前、「GOTEKI」という囲碁のフリーペーパーの編集をしていました。
囲碁普及のボランティア団体、「IGO AMIGO」の活動の一環としてやっていましたが、囲碁という伝統的で保守的な分野において、少し尖っている感じの雑誌を制作したため、そのギャップが面白いとメディアなどで取り上げられ、一時期、たくさんの取材を受けました。
その経験から、「GOTEKI」と言うフリーペーパーが担った役割と、飛躍しきれなかった理由を考察したいと思います。
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