練習より往復のジョギングのくだらない話が何よりも楽しい
最近お気に入りの公園をみつけた。こじんまりしているけどテニスもバドミントンもキャッチボールも楽しめるオールマイティな場所。
残念ながら駐車場がないから息子と走って向かう。
娘は公道を走ることができるので1人自転車。
母の自転車はカバーが割れて壊れていたから断捨離してしまった。
年末年始に駅伝をみた影響か、なぜか娘が白バイ役、息子と私は駅伝の選手という設定になっていて実況中継されながら走る。
背中には3人分のテニスラケット。
靴と地面が離れる度にラケットを入れた袋がリズムを刻みながらずり落ちてくる。
5分ほど走ったところで信号待ち。
荷物がかさばらないように全員ダウンジャケットをきてきたけど、もうこの時点で娘の自転車のカゴにぎゅうぎゅうに詰め込まれていた。あつい。
「公園につくの何分くらいかかると思う?お母さんは13分」
「えー15分かな。」
「じゃあ、私は20分」
実は家を出るタイミングでいつものランニングアプリを起動してる。
着いてからだれが一番近かったか確認するのが楽しみ。
公園に到着、12分43秒だった。やった。
実は朝から母1人テニススクールに行っていたから、2クール目のテニススタート。初心者の母娘とほぼやったことない息子。なぜか知り合いから譲り受けたテニスラケットが2つもあるから私と息子はそれを使ってる。
新しいことを始める時はいつも小さく始めるタイプ。
もう少し上手になってきたら、自分のお気に入りのラケットを買いたいな。
そんなことを考えながら子ども達と続かないラリーをする。
一通り汗をかいて母は休憩、子ども達は木登りしているところ夫が合流。
さっきよりラリーが続くようになった。
この体を動かした後の帰りのジョギングが辛いのに、なぜか気持ちがすっきり。そして不思議とおしゃべりとおふざけが弾む。
この感覚知ってる。
学生時代に毎日トレーニング場までの部のメンバーとのジョギングも同じだったな。
本トレーニングまでの往復のジョギングだってまぁまぁの距離(10km近く)を走っていたのに、しんどい練習の後も新商品の菓子パンの話で盛り上がったり、妄想の話でゲラゲラ笑って呼吸ができなくなったりしていた。
練習のキツさより、その往復のジョギングでしたくだらない話のことの方が思い出してしまうのはなんでだろね。
息子が公道を走れるようになったら家族4人で自転車で色々なところに出かけるのも楽しそう。
春が今から楽しみ。
それまでは一緒にくだらない話しながらジョギングしようね。