薔薇を見ながら泣いた日
こんにちは、まゆきち⭐︎です。
先週の爽やかに晴れた日のお話です。
友達に誘われて薔薇を見に、公園に行きました。
去年の秋にも一緒に薔薇を見た友達です。
秋の薔薇を見てから、半年も会っていなかったんです。
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東京生活10年のうち、彼女と出会って7年。
関西出身なので、東京にいてバリバリの関西弁で話せる貴重な存在で、安心してなんでも話せる友達。551の豚まん、焼売を大量に注文してシェアする友達。
大切な友達なんです。
息子たちは学校も違うし、クラブチームも小学生時代の2年間だけ一緒で、中学以降は違うチーム。でもハハランチはずっと続いていました。
息子たちの活動の場が違うからこそ本音でいろいろ話せるのだろうなとも思うのです。
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薔薇咲いてるから見に行こうよ、今プー太郎やからいつでも合わせるよ…というので、
何かあったのかなと心配になって、すぐに会うことにしました。
少し痩せたように見えた彼女とカフェでランチをしながら、いつものように息子たちの近況報告。
お店を出て公園に移動。
薔薇を見ながら、めっちゃいい天気やなぁ。これいい匂いする〜、きれいな色やなぁと言いながらそれぞれ写真を撮ってゆるゆる歩く。
ベンチに腰掛けて薔薇を眺めながら、ぽつりぽつりと話し出す彼女。
重い病気になっていたこと。
手術もしたこと。
結果が良くなかったこと。
6月から治療が始まること。
きれいな色とりどりの薔薇が目に入っているのに、明るい日差しの中にいるのに、悲しくてつらくてどうしたらいいのか分からなくて、ただただ涙が出てしかたなかった。
不安で食事が喉を通らなくて痩せてしまったこと。
これから始まる治療に耐えられる体力をつけなきゃと切り替えたこと。
好きなものを食べ、ウォーキングを始めたこと。
わたしに話さなきゃと思ってくれたこと。
薔薇を見ながら一緒に泣いた。
治療が始まるまでの約1か月くらいの間にわたしに何ができるかを考えた。
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前を向いて歩き出した彼女、その気持ちになるまでどれほど不安で怖くて苦しかっただろう。
前を向いても不安が全部払拭できたわけではないだろう。
気持ちが弱る日もまた何度もやってくるだろう。
想像はできても、彼女と同じ不安や苦しみは絶対に彼女以外の誰にもわからないことを自覚したうえで、無力だけどそばにいたいと思う。
治療が始まれば、新たな体調不良も出てくるかもしれない。
外出も気軽にできなくなるかもしれない。
会いたくないと思われる日が来るかもしれない。
それでも、そばにいたい。
治療が始まって会えない日も、お返事がこなくても、気持ちだけでもそばにいたい。
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家で考えたことを伝えたら、
笑いで免疫力アップ!ウォーキング楽しみにしてる!って嬉しい返事をくれた。
そうだよ!いつも息子たちのアホみたいな行動を報告しあっては笑ってた私たちだった!
力いっぱいアハハって笑えなくても、ちょっとでも口角が上がるようなにっこりでも、ニヤリでも、彼女が笑ってくれることをわたしは見つけようと思う。
今週はお天気がスッキリしないのかな?
今日も朝からどんよりだけど…
お願い🙏
彼女と一緒にウォーキングする時は雨を降らさないでください🙏