曽良の郷なくは詠めぬか神無月
10月。
日本中の神様が出雲に集まる。集まっている間はそれぞれの地域を留守にするのが、神無月。出雲ではみんなが集まっているので、神有月。
長野県には神奈月がない。
諏訪の龍神さまだけが、他の神様に来なくていいと云われたらしい。
どうも体が大き過ぎて、他の神様に怖がられてよう。
[ 信濃ではないので詠めぬ神奈月 ]
と、詠んでから、今年の5月に参拝した諏訪神社の写真を探しはじめた。
と、思い出した。諏訪では松尾芭蕉の門人、河合曽良のお墓参りにも行った。
[ 曽良の郷なくは詠めぬか神無月 ]
実は、乾佐知子さんの『曾良の正体 ――「奥の細道」の真実』を読んで
以来曽良の大ファンになってしまった。
なので、本日の写真は曽良のお墓がある正願(しょうがん)にて今年の5月に撮影。
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