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登校初日
昨日から下の双子(以下 C、 S )の中学校生活が始まりました。
彼女達にとっては初めての制服。2~3日前から新しい学校では制服を着て行くんだよ!と写真とともに説明し、家で制服を着る練習をして写真をとって本人達にこの姿で登校することを説明しました。最初は聞きたくなかったようで C は部屋から逃げて出て行ってしまったけれど、その後戻って来て機嫌のよい時を見て話をしました。
私はとにかく制服を一日着ていられるか心配で、制服を脱いでしまった時の為に二人には秘密で先生にはメールを送り、こっそりお気に入りの服もバッグに入れておきました。でもお迎えに行くと C は先生のピンクの帽子を気に入った様で貸して頂いて被っていましたが(先生も初日の為多めに見てくれて)二人はほぼ朝の状態を保っていました。よくできました!!
いつも好きな服を繰り返し着ていたい二人。こだわりが強すぎて去年は寒い冬でも S はTシャツと半ズボン、そしてサンダル姿。 C は冬は長ズボンがはけたもののやっぱりTシャツ生活。とても風の強い日や雨の時はジャケットを着ることも出来ましたが基本は鳥肌が立っても基本は半袖で行きます。 S はかれこれ一年半位サンダル生活を過ごしていました。でも今朝は自ら靴下を履いて、靴も履いて登校しました。靴を履く際、紐がタイトで直ぐに履けないことに少し怒っていたものの、今朝はポロシャツのボタンも自分で留めることが出来ました。 C は自分の好きな服を持ってきて今日はこれを着たいと意思を伝えて来たけれど、それは学校の後に着ようねと伝えるとこちらも一瞬怒って私の顔をつねってはきたけれど、制服を着ることが出来ました。
更に、二人は慣れない場所で緊張するとご飯やお菓子(こちらはモーニングティーの時間があって学校にお菓子を持って行って良いのです)に一切口を付けずに帰ってきてしまう事もあるのですが、昨日は二人ともご飯もお菓子も完食出来ました。小学校に入学したころは最初の一週間はほとんど何も食べられず帰ってきたことを思い出すと初日にして、ランチボックスが空になったことは私にとってとても嬉しいことでした。小学校に入学した時は具合が悪くなければご飯を食べていなくても先生が様子を見ながら学校で一日過ごす、けれど勉強的は事はせずに環境と生活に慣れることを優先にするねと言われていました。家ではもりもりご飯を食べ水分もとれており、十分に眠れていたので翌日も学校には行けていたのですが、慣れない場所へのストレスは私が想像するよりはるかに強いものなんだなと実感したのを覚えています。
最近は少しづつ、慣れない場所に行ってもお菓子だけは食べることが出来たり、新しい食べ物に興味を示すということもあったけれど、今回は新しい環境に適応しようとする面で本当に大きな成長を感じました。まだまだ始まったばかりの中学校生活で一喜一憂しても私の身がもたないとは分かりつつ、初日に二人が見せてくれた成長は私にとってはとても印象強いもので二人を誇りに思います。
上の子は学校の始まる前日はいつも通り行きたくないと言っていたけど、行ったら、新しい科目ごとに新しい先生に出会い、6つの授業でそれぞれのクラスに友達や知り合いがいたこと(本人曰くとてもラッキー)で行きたくないはあっさり解消されました!今年の先生はそれぞれ感じも良く教え方も今のところ良いみたいで、ラッキーだわー!と言いながら、宿題はあったかなとか明日の時間割はーと頭が休みモードからあっという間にリセットされ、現実をすんなり受け止めていました。
おはよう や おかえり と言っても決して元気な返事はないものの、自分の今するべきことを確認し、新しいスケジュールの中で前向きな姿を見せてくれることにグッと成長したことを感じ、嬉しく思います。
子供の成長に喜びながら私はしばし自分の時間を持つことが出来たことも嬉しいです。段々自分の心に体がついてこないなと思うこともあり、私は疲れると発熱してしまうタイプなのですが、この夏休みは二回も風邪を引いてしまいました。自分の体力が弱まっていくことを感じながら体も心も確実に強くなっていく娘達というコントラストをはっきり自覚してしまうのですが、健康第一!で自分の体の変化に敏感に気を配りながら自分を労わることも忘れないように日々過ごしていきたいです。