学びのあった本②檻の中のライオン
ワーママとして法律事務所で働いていた時からお世話になっている弁護士の先生から
講演会のお誘いがあり、参加をしてきました。
テーマはずばり「憲法」!です。
「うーん、憲法かぁ、難しそうだな(+_+)」と思ったのですが、LINEで送られてきた講演会の説明を読むと、
「憲法を本格的に、
しかもぬいぐるみを使って
これ以上なく親しみやすくわかりやすく教えてくれる」
と書いてありました。
法律事務所で働いていたのは3年半ほど前。
職場では法律用語が飛びかい、それについての先生たちの議論が日常的に耳に入っていたのですが
退職してからというものの、子育て中心の日々となり
周囲との話題も子供に関することがほとんど。
法律や憲法への興味は正直なところ薄まってしまいました。
しかし、憲法に関するこの講演を知り
直感的に
「行ってみたい! 面白そう!」と思い
参加することにしたのです。
ドキドキしながら会場に入ると
(失礼ながら)憲法の講演をする先生が
可愛いライオンのイラストの入った半袖Tシャツを着ていて
とても親しみやすそうなお人柄がにじみ出ていて
どんな講演が始まるのだろうと、わくわくしてきました。
始まってみると
お堅いセミナーの雰囲気とは全く違い、
先生がクイズを出して参加者の反応をみながら話を進めてくださるのですが
みんなで正答に驚いたり、先生の話に笑ったりして
なごやか、かつ、一体感のある場となっていました。
チラシに書いてあった「ぬいぐるみを使った説明」があることで憲法の理解をするときに
視覚的にイメージできたのでわかりやすく、
あとから内容を思い出すたびに、ぬいぐるみの映像もセットでついてきてくれます。
2時間半の長い講演を聞き終わり、(テンポがよくて楽しくてあっという間に感じましたが)
この講演は憲法を理解することだけが、テーマなのではなくて、
憲法について理解することは、
いろんな価値をもった人たちがいる社会で、
一人ひとりの存在と、その人たちが自分らしい生き方をすることが尊重されるために大事なことであると教えてくれているように感じました。
解釈が違っていたらスミマセン!
そして、私たちがもう少し、ニュースや政治に興味を持たなくてはいけないということを聞き、その通りだと思いました。
講師をされていたのはこの本の著書である楾大樹(はんどう たいき)先生。
先生はこの講演を
「普段こういうセミナーに参加しないような人」にも聞いてほしいとおっしゃっていました。
わたしに講演を誘ってくれた知り合いの弁護士の先生は、楾先生の講演を聞いて、
すごく分かりやすいと感動して、講演会をご自身で主催したいと思ったそう。
そして、その行動力で、すぐに会場を手配し、講演会を設定し、私にも声をかけてくださったわけですが
わたしもいろいろな人に、この講演、著作をすすめたいと思い、noteに書かせていただきました。わたしは講演を聞いたあとに、本を読みました。
自分では選ばないようなジャンルの勉強をすることができてとても新鮮な気持ちになりました!
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