アートとは人の世界を広げるもの

アートとは何か。様々な側面がある。
私は、人の認識に作用するものだと思っている。
その作品を鑑賞した後と前で、その後の何かが変わるようなものだと思う。

人の世界を広げるものだと思っている。

見えている世界、見えていない世界があって。
その扉のような、境目のような曖昧なものであり、媒介がアートの役割でもあるのではと、感じている。

そもそも、人が意識して認識出来ているものはごく僅か。意識している事よりも、潜在意識の方が人の多くを占めていて。

意識に入り込むのではなく、潜在意識に入り込むのがアートなのではないか。そして、潜在意識に強い影響を与えているのではないか。

形あるもの、意識できているもの。それは実は私の人生にあまり影響を与えていなくて、形ないもの、潜在意識的なものが無意識的に私を大きく変えているのではないかと思う。
by Mayu Ikeda/Artist
#アートのパワーってなんだろうか