【ビジネスパーソンが発信を武器に変えるには?】日経新聞社 Nサロン イベントレポート②
株式会社ピースオブケイクのnoteプロデューサーを務められている徳力基彦さんの発信のコツに関するアドバイスが印象的でした。
「今はいいね数やフォロワーが多い人ばかり注目されていますね。だけど、情報発信を行う上で無理に目立とうとする必要はないのですよ。
インフルエンサーを目指さなくていい。
あなたの発信をする目的は何ですか?様々な目的があると思いますが、一緒に高め合う仲間を見つけることが大切ですよね?
ただ闇雲に数万人のフォロワーを目指すより、一緒に高め合える仲間を1人でも見つけられたら、きっと情報発信の意味はあるのではないでしょうか?」
徳力さん「Youtubeに1分間にアップされる動画はどれくらいだと思いますか?なんと、400時間分のコンテンツが1分間にアップされているのです。
では、Twitterの1分間のツイート数はいくつだと思われますか?なんと、1分間に47万件のツイートが呟かれているのです。
YouTubeやTwitterで目立つことは難しいと思います、それより特定の誰かの役にたつコンテンツを作ることが大切ではないでしょうか?」
徳力さん「1人でも話を聞いてくれればいいじゃない。ページビューは気にしない。コツは、議論したい相手を想像しながら記事を書くことです。プッシュ型のコミュニケーションではなく、プル型のコミュニケーションにまずはトライしてみてください。」
〈感想〉誰もがインフルエンサーにならなくてはいけない時代なのか。インフルエンサーマーケティングが増えるにつれ、インフルエンサーになろうとする人々が増えた。どうやったらフォロワーが増えるか、いいね数が増えるかのhow toばかりが溢れている。今回の日経新聞社のNサロンのイベントでは、いいね数を増やすことではなく、ともに高め合う仲間を見つけるために発信が必要になるという切り口でした。個の時代において、発信がなぜ大切になるか非常に腑に落ちました。
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