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エッセイのようなひとりごと

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「ひとりごと」
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2024年11月の記事一覧

昨日、冬将軍に出会う

昨日、冬将軍に出会う

小雨の夜を自転車で駆ける
葉を落とした木の枝の向こう側
少し欠けた白い月が同じスピードでついて来る
こんな夜を詠んだ歌があったような気がして、でも、思い出せなくて、立ち止まりそうになったけれど、冬将軍の気配がしたから、思い直して自転車のスピードをあげる。

ひたすらに、ひたすらに、
ただひたすらに冷たい夜を駆けぬけた

彼に捕まらないように_

吹かぬかも知れぬ秋風を待っています。【妄想のカケラ】

吹かぬかも知れぬ秋風を待っています。【妄想のカケラ】

『吹かぬかも知れぬ秋風を待っています。』

季節ハズレの台風の影響かしら?
と、曇った、湿り気のあるぬるい一日。
天気予報は今日も「季節外れの…」とお馴染みの慣用句から始まった。
もはやこれが「平年」なのでは?
とイケズな気分でひとりツッコミの夕暮れ
秋風が吹く間もなく冬が来そうで
とりあえずホットカーペットでもと出してみたけれど
こころの隅っこではまだ秋を待っている_

お題:秋風

書く習慣ア

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失くしながらの秋を生きています。

失くしながらの秋を生きています。

親であったり
友であったり
パートナーであったり

そして、自分のカラダの一部であったり…

色々なものを失くしながら
それでも、生きてゆくことも
人生のひとつなのだ
…と実感する出来事がありました。

だからといって
日々悔いなく大切に過ごすぞ!!!
と、拳を握りしめて肩に力を入れようとは少しも思わず
ただただニュートラルに自然に受け止めている自分は随分と大人になったというか、それなりの歳になっ

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