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自然農法や協生農法、パーマカルチャーみたいのを勝手に学んで、1年間畑をやってみた結果。

昨年の9月ごろから畑を始め、約1年が経った。無農薬、無肥料を基本に、自分が食べる分だけ、食べきれなかったら誰かにあげる、くらいのスタンスで畑をやってきた。なので野菜や果樹は合計50種類くらいを植え、季節ごと、旬のものをいろいろ食べれるように工夫してきた。いろんな植物を混植していたため、農家の方が多く住む地域にとっても、僕たちがやる畑は不思議に思われる存在だった。

黒い大根


いろんな農法みたいなものを学んだけれども、結局は自分の畑にあったやり方、気候にあったやり方をするのが1番なんだなというのが、1年やってみて感想である。それなりに野菜も取れて、畑でいろんな生き物の姿を見れて、楽しめたので個人的には成功したと思っている。(今は雑草でいっぱいだが、、)

小さい梨


週に1、2度見に行ければ良いかなぐらいでやっていたので、どうしても雑草の管理が追いつかなかった。追いつかなかったとは、育てたかった野菜が雑草に負けてしまったという意味である。特に夏期間、日中は暑さにやられ、早朝時間しか作業ができない日々があり、冬期間に管理できていた面積をカバーすることができなかった。

ルッコラの花とインゲン


また、混植であちこちに種を蒔き、苗を植えたのは良いものの、雑草が茂ることで、どこに植えたのか、芽が出てきているのかわからなくなってしまうことが多々あった。毎回場所には棒を立て、マークをしていたのだが、あまりの量に全てを記憶できなくなっていた。
限られた時間で収量を目指したいのであれば、それなりの効率化が必要であることを学んだ。マルチングや農薬が発展してきた意味もわかった。

バターナッツ

自然に近い形で野菜を育ててみたいという思いからの挑戦だったが、思い通りにいかない、まさに「自然」を体感した1年だった。これから3ヶ月は畑に入れない時期が続くため、どうなっていくのか心配ではあるが、3ヶ月後には何か食べれるように、種を蒔いてから旅に出ようと思う。
雑草がしげる部分と、野菜を育てるエリアをもう少しはっきりさせることで、どこに何が生えているかわかるようにすること、来年からはそこにチャレンジしてみようと思う。

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