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いぶりがっこを英語で説明してみた

秋田の代表的な燻製干しのたくあん漬け。
(中略)
大根を冷水で洗い、まんべんなく燻製させるために太いものから順に、大根を手作業で縄編みする。ナラや桜など広葉樹の原木を燃やした煙で2~5日間いぶす。米ぬか、塩、砂糖(ザラメ)などを振りかけて漬け込み、2ヵ月以上発酵熟成させる。

農林水産省 

前回の記事 で外国人観光客が日本で日本食を食べた時のリアクションが素晴らしすぎる件を記事にしました。

今回もそれに関連します。

私は少し英語を話すので、もし自分が動画クリエイターで、同じように外国人観光客に日本食を紹介するとしたらどう説明できるだろう?いや、英語でちゃんと説明できるだろうか?と自分に置き換えて動画を観ています。

結論からいって、難しい!

まず、食材の固有名詞を英語で言えない。
Tuna =マグロ、Salmon =鮭くらいは言えたとして、「ブリ」は?「ハモ」は?「アジ」は?

それから、調理法についても英語で言えるだろうか?
煮る、焼く、蒸す、炒める、揚げる……基本的な調理法くらいはなんとなく思いつきますが、「煮る」の中にも、simmer / stew / braise… etc. と色々あるらしく、どの単語が適切なのかわからない……。

そして日本独特の食材を英語で説明するのも難易度が高いです。

例えば「いぶりがっこ」
皆さん、いぶりがっこを英語で説明でそうですか?
冒頭に説明を入れた通り、いぶりがっこ秋田の郷土料理で保存料理です。大根をいぶして、そのあと独特の調味料に漬け込んで発酵までさせて作る、極めて日本的な食べ物。

日本以外の国ではまず絶対に作らないし、食す習慣はないであろう食材ですね。

まあ、辞書とお友達になりながら英語の説明文を作れなくはないですが、今のご時世はAIに説明してもらうのがいいでしょう。

というわけでChat GPT に聞いてみました。
Chat GPT の回答はこちらです。

Iburigakko is a traditional Japanese pickle made from daikon radish. Originating in Akita Prefecture, it is unique because the daikon is first smoked over wood, giving it a distinctive, smoky flavor, and then pickled in a mixture of rice bran, salt, and sugar. The result is a crunchy, savory-sweet pickle with a deep, rich taste. Iburigakko is often enjoyed as a side dish with rice or paired with sake and cheese, highlighting its versatile and complex flavor.

by Chat GPT

※pickle - 漬物
※daikon radish - 大根
※smoke - いぶす
※distinctive - 独特の
※rice bran  - 米ぬか
※crunchy - カリカリした
※savory - 旨味のある
※versatile - 用途の広い

なるほど~。
Chat GPTが訳してきた英文の中にも「味」を表現する英単語がたくさん使われていてかなり勉強になります。

こんな風に日本独特の食材を外国人観光客に日本食を説明できたらかっこいいですね。

私が外国人の友達、もしくは旅行者に日本食を説明する日がいつか来るかもしれないので、この方法でボキャブラリーを増やそうと思います。

個人的に楽しかったのでまたやります!





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