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「ポンヌフの恋人」美しいパリと恋人たち
私が初めてこの映画を観たのは、中学生の時だった。いわゆる中二病をこじらせ、サブカルを己の住処と認識して楽しく生き始めた頃。
原題は「Les Amants du Pont-Neuf」(1991)
この映画、というより監督のLeos Caraxとの出会いも、好きだったバンドのフロントマンが「好き」といったので、だ。彼が言うなら観てみよう、と、気になって観てみた。
このバンドマン、幼少期にニルヴァーナを聴いて「僕の事を歌っている、僕の為の曲だ」と思っていたらしいが、この映画を観ていて、私もなんとなく「これは私の為の映画だ」という感覚に陥った。
人間の黒い部分が溢れた作品。
映画自体も好きなのだが、この映画にまつわるエピソードや、監督の生き方なんかも好き。
作品の舞台裏などがまとめられた本なんかも読んだし、監督の他の作品も探して観た。
この作品以外に、同監督の「ポーラX」(1999)という作品もダークで私は好きだった。
予告はこちら。ラブストーリー。
⇩作品についてのこぼれ話が興味深いが、ストーリーの欄では壮大なネタバレがあるのでお気を付けて…
これ、本家フランスでのポスター。なんかすごい。