英文の速読について(MemesやMediumってご存じかしら♡)
先日、隣でスマホをスクロールしていたパートナーが、「TOEFLのサイトにお試しテストあるって」と急に言い出した。
それは、英語のスキルを測るテストで、主に大学の入学などに使われる類のものである。
実は、私、日本の保育士免許を、カナダのオンタリオ州の保育士免許に書き換える為に、何かしらのテストを受けなくてはならず、それらのサイトに少し詳しい。(サイトに詳しいって何)
「あぁ、大抵、無料のテストあるよね」と軽く反応したが(心の中では「今更、おい…」という気持ち。何しろ、私はちょっと前の永住権申請時に他の団体の行う試験を受けたのだ)
そんな私を後目に、彼は急に姿勢を正して、その簡易お試しバージョンを受け出した。
そして、数分後、嫌みな点数を嫌みなく聞かされ、「やってみたら?」と誘われた。(この流れ、絶対来ると思っていた、どよ~ん)
そこで、自分も試した所、リスニングとリーディングのみの簡易版で、なんと、リーディング部門が時間切れで終わってしまった。
「ま、初めて受けるテストだからね」(団体によって出題形式が違うので、対策必須…)と自分に言い聞かせたものの、
隣から「読むのが遅いね」とダメ出しを食らう。
読むのが遅いのは、分かっていた。そうなのだ、事実、私はとっても読むのが遅い。どしーん。
Memesで気付かされるスピード力の違い
memeってご存じですか?メメではなく、ミームと呼びます。
日本語だと、面白画像+コメント?でしょうか。大喜利?かな。画像にちょっとした面白コメントが付くのがそれ。
こんな感じのものです。パートナーとよくSNSで見つけたこれらを見せ合ったり、一つのスマホを二人で見たりするのですが、この時、頻繁に「ちょっと待って!まだ読み終わってない」とか、
彼が既に笑っているのに(オチが読めているのに)、私はまだ読み途中、なんならもう一回読まないと、なんだった?面白さが分からん…みたいな事もあったりするのです。
この時に、ああ、私の読みスピード遅いのだな、と気付かされます。
例えば、好きな映画やドラマ、アニメシリーズがおありでしたら、「その英語タイトル meme」で検索すると楽しいかもしれません。gifも面白いのがたくさんありますよね~。
小説で顕著になる、スピードの遅さ
これは、私の学校の先生の話。
彼のパートナーは私と同じく非英語圏からの移民。彼らは全く同じ本を図書館で二冊借り、通勤時間等で「二人読書クラブ」をしているそうです。私の学校が、彼らの住む家から近く、対するパートナーは少し離れた会社勤め。
その読書生活を始めたばかりの頃、パートナーが度々不機嫌になったそう。何故なら、通勤時間の長い彼女の方が、読み進めたページ数が少なかったから。
そうなんです。やはり、ネイティブのスピードには、我々勝てないんです。いや、努力によって、勝てる方もいらっしゃると思いますが。すごい!
英語の速読技術とは
そんな事を、色々思い出しながら、つい私は検索してしまいました。「How to read faster」とGoogle先生に。(横でパートナーはニヤニヤしていましたが、放っておきます)とりあえず、一番上のサイトを開いてみました。
ざっと読んだ感じ、日本で言われる速読法となんら変わらないイメージです。
もともと、本を読むのは好きで、読むのはまあまあ早いほうである私。そこで思ったのは、日本語って速読向きだな…という事。
日本語の文は、漢字、ひらがな、カタカナで形成され、漢字で書かれた部分をさっと読みするともう速読の仲間入り、みたいな所があるかと思います。
ま、英語にしても慣れれば(このサイトにも、とりあえず読め!読みまくれ!みたいに書いてある)早く読めるようになるのでしょう。
Mediumを活用したら
ちなみに、今、なんとなくnoteっぽいな、と思うアプリが、Mediumというものです。
これはnoteと同じように、ブログサイトで、特徴的なのが、タイトル横に「この記事は約何分で読める」という情報が載っていること。
このサイトを活用すれば、気軽にタイマーをセットして自分のスピードを試す事が出来るかもしれません。
推定読み時間付きニュースサイトもある
上のサイトは、余暇になんとな~く見る用な感じなので、もう少しカジュアルさを抜いた文章を読みたい方にオススメなのが、こちらのニュースサイト。同じように、推定読み時間が掲載されており、便利です。
例えば、上記は5分で読める文章とのこと。
(このサイト、基本サブスクリプションが必要なニュースサイトなのですが、記事によっては無料で読める。そのからくりがよく分かりませんが、無料だと嬉しい。無料は質を保証されなかったり、そもそもビジネスとして成り立たないのではありますが。例えば、無料のニュースサイトは沢山ありますが、無料+時間設定は速読の味方)
実は、これは私が学校の先生から教わったやり方。タイマーを付けて読み、ベルが鳴って、読み終わらなくても大丈夫。何回かやっているうちに、すらすらに読めるようになります。人間、一回読んだ文章はすぐ読めるものなんですよね。
長文って、見たその瞬間に「ギャ…」と拒否反応を示してしまいがちですが、分解すれば、短い文の寄せ集め。
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更に、自分に興味がある文ならすらすら~と読めるものです。
以前に、ESL用の小説シリーズを勧められて読みましたが、確かに読みやすいものの、楽しさはないんですよね。しかし、自分で選んだ映画の原作本は知らない単語が多く、読むのに時間は掛かりましたが、ワクワク感が違う!
長文が苦手な方は、とにかく身近な素材、自分の好きな話から慣れて行くのがオススメです。
あれ、なんの話だったか。速読の話から長文の話になってしまった…
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
画像参照;
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こんな話もしています。ほぼ写真です。良かったらご覧くださいませ♡