イギリス旅行~ウェールズ/ヘイ・オン・ワイ篇
こんにちは、こおるかもです。
ついにウェールズ旅行最終回、最終日のこの日は、滞在先のAirbnbからの帰路に立ち寄ったとある村で一日過ごしました。
その名も、ヘイ・オン・ワイ!!
たぶんウェールズ語なので意味はよくわかりませんが、この街はなんといっても、
世界で最初の本屋さんの街
という、ん?ほんと?という感じの触れ込みで大人気の街です。
生粋の読書フリークである僕としては、絶対に行ってみたい街ということで、この日はAirbnbをチェックアウトして、この街に直行しました。
場所はこんな感じ。滞在していたのはブレコンビーコンズの周辺ですが、わかりやすいようにカーディフからのルートで画像を貼っておきます。
街の全体像もこんな感じ。規模としては、シティというよりはヴィレッジっていう感じ。
適当に駐車場に車を停めたあと、徒歩で街の中心地へ向かいました。
すると中心地のアーケードの入口にこんな立て札が。
もうテンション爆上がりです。
アーケード内は、本屋さん、カフェ、本屋さん、カフェ、本屋さん、カフェ、という具合。
とにかく片っ端から本屋さんを見て回りました。
その中でも気に入った本屋さんがこちら。
外観はおしゃれですが、店内は神保町の古本屋さんのような雰囲気で、所狭しと本がぎゅうぎゅうに押し込まれ、半地下のようなスペースにもぐっていくと、少しかび臭い紙とインクの匂いが鼻を刺激する芳香が心を満たしてくてくれます。
このお店は、哲学などの人文系に強みがあるということで(あとで入手したパンフレットに書いてあった)、おそらく絶版になっているであろうかなり専門的で古い本もたくさんありました。
というわけでここで何冊か本をゲット。ぼくはこの1冊、自分にとってのひとつの研究テーマになりそうな本をゲットしました。
その後一旦カフェで休憩。
このお店のレジに、街のパンフレットがあることに気づき、マップを確認。
どこにどんな本屋さんがあるか把握できます。中心部に一番大きな本屋さんがあるらしい。
ということでコーヒーを雑にしばいたあと、歩いて向かいます。(徒歩1分くらいの距離感です)
その本屋さんがこちら。
もう、この本屋さんが、控えめに言って天国。
こちらの本屋さんは、新刊と古本の両方を取り扱っており、2フロアに渡って膨大な蔵書量を誇ります。
ぼくらは基本的に本屋さんが好きなので、渡英してロンドンを見て回ったときも、普段オックスフォードの中心部に行くときも、本屋さんに立ち寄ることが多いのですが、その中でもこんなに蔵書があって、なおかつマニアックな古本を取り揃えているところは見たことがないです。
結局ここに1時間以上滞在したでしょうか。妻とお互いに何冊か本をゲット。ちなみにぼくは、キリスト教神学に関するとある教授の著作を網羅したくて、店員にその教授の名前を伝えて、出てきた本を全部買いました。
そんなわけで本屋さんめぐりが完了したので、最後にヘイ城も軽めに散策。
さらにここに付属したカフェで、この旅行最後のランチを楽しみ、帰路につきました。
このお城も、古本屋アーケードのすぐそばにあるので、ほとんど移動に時間がかかりません。着いてしまえば、ほぼすべてが5分の徒歩圏内にあるくらいの小さな村なので、半日あればだいたいすべてのスポットが網羅できると思います。個人的に南ウェールでのめちゃめちゃオススメスポットとして、宣伝していきたいと思いました。
"古書を核とした地域おこしの先駆的事例であり"とWikipediaに書いてあった通り、本当に小さな村ながら非常に活気があり、観光客が多く、おそらくホリデーシーズンにはとんでもない混み具合になるだろうことは容易に想像がつきました。
ちなみに、ここまで旅行中は一度も雨に振られなかったのですが、そこはイギリス、帰宅の道で信じられないくらいの土砂降りに見舞われました。さらに車中でベイビーがリバースするなど、なかなかに大変な帰路になりましたが、なんとか無事に3日間の旅行を終えて、帰って泥のように眠りましたとさ。
いかがでしたでしょうか?
これで、二泊三日の、南ウェールズ旅行記を終わりにします。
カーディフ(活気のある都市)、ブレコンビーコンズ(絶景が堪能できる自然公園)、そしてヘイ・オン・ワイ(風情のある古書の村)と、それぞれ特色のあるところを効率よく周ることができて、個人的には大満足な旅行になりました。
ちなみにこおるかも一家の次の旅行は、4月に日帰りでノッティンガムに行く予定です。もし行ったことがあるという方がいたら、コメントでおすすめスポットなど教えて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。