【本】田尻望『付加価値のつくりかた』
出会いのきっかけ
先日、士業で食べていく!と、Voicyの木下斉さんのチャンネルでコメントしたところ、「営業力をつけるべし」とアドバイスをいただきました。
よって、10月は営業について学ぶ月間にしています。
確かにいくら知識があっても、それを顧客の役にたてられなれば意味がありませんし、まずはそれを相手に伝えてわかってもらわなければいけません。
営業、大事。
何から学ぼうかと思い、まずしたことはYouTubeでの「営業」検索。
そこで刺さった動画は、キーエンスの付加価値の出し方と、売って終わりではない営業についてのものでした。
NewsPicksには加入しているので、早速フル動画もpick。
また、本は、キーエンス関係の『シン営業力』と、この『付加価値のつくりかた』を読むことにしました。
『付加価値のつくりかた』は、オーディブルで聴き放題コンテンツに入っていたので、オーディブルで(2023/10/8現在)。
各トピックの区切りごとに「まとめ」があるので、耳のみでもしっかり咀嚼できるつくりでした。
学んだこと
著者の田尻さんは、キーエンス出身ですが、退社したあとなかなか職につけない時期があり、時間もお金も不足して非常に苦しんだ経験のあるかたです。
自分に余裕がないと人にも優しくできない。
だから、皆で付加価値をあげて、時間もお給料にもゆとりをつくっていこう、というメッセージがささります。
そのメッセージは、なるほど!と唸る知識を惜しげもなく伝えてくれていることからも強く伝わります。
私が刺さったのは以下の内容です。
・CSRは定量化がむずかしいが、取り組まなかった場合にかかるコストで定量化する
・コストダウンは単価を下げるより、作業時間の多いものからなくせないかを検討する。
結果、印刷を外注することにした印刷会社の例も。
・作業ではなく仕事をすることが大事。作業はちゃんと作業にしてから(いちいち確認しなくてもよい、誰でもできるようにしてから)アウトソーシングする
・製品の特徴を言うのではなく、相手にとっての利点を言う
いまの仕事でできそうなところから、試してみます。
まずは、作業の誰にでもできる化から、なくせないか考えるところから。
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