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【日常雑記】少しでも違和感あったらすぐに整形外科へ、予防は間に合わなくても悪化は防げる~頚椎症他と現在攻防中

5月上旬から左腕に時折痛みとしびれがあり、左手の指先の感度が鈍くなったりしたので、整形外科にかかりはじめました。

それから2ヶ月。
ちょっとの違和感からでも早めにかかったほうがよい、を痛感しているので、この記事に出会ってくださった皆様にも伝えたく、ここにしたためます。


1.最初は頚椎症、対策は体操とリュックと枕

左腕のしびれ、当初は脳の病気だったらどうしよう、と思っていました。
体のことだからまずは整形外科だとかかってみたら、レントゲンと、医師の指示の通り体を動かしてみたことによる診断で、ずばり頚椎症と言われました。

レントゲンを見ると、理科室でよく見るような一般的な(?)骸骨とくらべ、肩甲骨が変な方向に曲がっていることがよくわかりました。
これが神経に触れて悪さをしているということで、処方されたのは、肩甲骨を動かす体操でした。

両手を背面にまわし、腰のあたりで組んで、手のひらと手のひらをあわせ、ぐっと下にさげてしばらくキープするというもの。

一日何度でもやっていい、ということでしたので、会社でトイレに立つたびやってみました。

結果、たまに夜中にじくじく痛んで眠りの妨げになることもあったのですが、そこまでの痛みはなくなりました。

そこまで改善したのには、体操のほかにも2つ要因があります。

①リュックの利用

ひとつめは、通勤のバッグをトートバックからリュックに変えたこと。
それまではトートバッグを左肩にかけていましたが、それも原因のひとつと思ったのです。

リュックに変えるなら、荷物をきちんと整理できる機能的なものがよいなと思い、Nordaceにターゲットを定めました。
このタイプです。

とはいえ、定価だとそれなりの金額なので、あわなかったら悲劇だなと思い、まずはメルカリをリサーチ。

ちょうど、以前売れた商品の対価をビットコインにしていたところ、2000円強が4000円強あたりまで値上がりしていたので、その金額で変える範囲で探したところ、ちょうどぴったりなのを発見!
早速購入しました。

まずは低リスクで試してみましたが、なかなか良い感じで、お弁当も入る容量なのでひとまとめに持ち歩け、快適です。

②枕の変更

どうも枕が合わない感じがしていました。
最初は、分厚いバスタオルを2枚ぐるぐる巻きにして試してみました。
こんなイメージで、家にあるもので試してみたのです。
結果、首が支えられて寝返りが打ちやすく、なかなかの好感触。

でも分厚いバスタオルを定期的に洗うのも面倒で、枕をリサーチしていたところ、これが枕?!という商品に出会いました。
これです。
ネルチャーの「胸を開く枕」。

見た途端、「気持ちよさそう」と思い、夏の賞与の見通しもついたので、えいっと購入。

約1ヶ月後、6月下旬に到着したので使い始めています。

最初はおっかなびっくりでしたが、約10日間で首がつつまれる感覚にすっかりなれました。

また、この枕にしてから、睡眠スコアが80点を下ることがほとんどなくなりました。
副次的効果に驚いています。

2.次は左脚に違和感、これも体操チャレンジ

左腕がなんとなく改善されてきたところで、先週あたりからたまに左脚に違和感を感じるようになりました。
付け根に、たまにぴりっとしたしびれを感じるのです。

左腕の違和感を早くに対応したことで改善しているため、今回もと、今日、整形外科に行ってきました。

今度は腰のレントゲンを取りました。
結果、左と右で腰骨の位置が違うとのこと。

医師に言われた通り、椅子に座り、右足はそのまま、左足を右膝にのせる半跏の姿勢をとると、逆に左足の膝に右足をのせたときと、のせた足の膝の高さが違うのです。
違いは一目瞭然。

それも体操を処方してもらいました。

医療費は、再診料760円、リハビリ3400円と、レントゲンの画像診断4400円の3割、2,570円です。
健康保険制度、ありがたい・・・

腰は上半身を支える植木鉢のようなものなので、その植木鉢がちゃんとしていないと、上半身のバランスもくずれ、左腕の痛みの一因にもなっているのではないかということ。

腰の体操も今日から毎日やってみて、経過を観察してみます。

3.痛みがうまれる原因に驚いた

50歳を超えてから起こるこういった体の痛みは、やはり、老化にともなうものなのか。

なかば愚痴めいた感じで、医師に、
「やっぱり年をとるとあちこち衰えるんですね」
ともらしたら、
「いえ、そういうわけではありません」
という回答が。

その医師いわく、年をとってこうして痛みが出てくるのは、体が、動くことに慣れて、よりラクな動きかたを編み出してしまうからだそうです。

なるべくたくさんの部位を動かさずにやっていけるやり方を編み出してしまうから、結果、あまり動かない部位が出てきて、バランスが崩れるとのこと。

痛みが、衰退によるものではなく、習熟によるものだったとは!
これは、私にとって大いなる驚きでした。

考えてみたら、ショートカットにより、のちのちうまくいかなくなる部分ができてくることは、「急がば回れ」ということわざのように昔から問題視されています。

脳や体の、ラクをしようという無意識にもそれが当てはまるとは!

「そういうふうにできている」というさくらももこさんの名著を久々に思い出しました。

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