ヴィパッサナー瞑想Day3の記録(官能)
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翌朝、鐘の音とともに早朝に目覚める。
疲れている。肉体労働をした後かのように疲労を感じる。昨日から感じていたことだが、微かに鼻の中から焦げたような匂いがする。体の中で何かが年用して焼き切ったとでもゆうのか?
何はともあれ、ダンマホールへとゆき、瞑想の一日がまた始まる。
呼吸に意識を続けていると何やら鼻の下あたりの体の外に感覚を感じるような時があった。さらには何やら鼻の下の周りにクリスタルのような、ダイヤモンドのような白いホログラムのような存在が見えるようになった。それは小さい状態から少し大きくなり、蝶のような形になって真ん中から真っ二つとなり、その間から金に輝く三叉槍が現れた。
このヴィパッサナー瞑想では自分の体の感覚を観察すること以外は全て無視しなければならないが、あまりにもこのイメージに臨場感があったので頭に引っかかったのでお昼ご飯を食べた後にそのホールにて瞑想の教師に質問できる時間があるのでせっかくなので聞いてみることにした。
その教師の見解では、基本的にそういったイメージに影響を受けないようにして感覚を観察することに集中した方がよいといった。他の瞑想方法を知っている場合によくそういった現象が現れることもあるともいった。そして私が絵を描いたり、イメージを描くことを専門にしていることも見抜いた。
なかなかの洞察力である。
なので、それからどんなイメージが私の前に現れても気にしないで私の体に起こる感覚に集中することにした。
そう決めてからより瞑想中にあたかも私の集中力を試すかのように2倍、3倍の割合でイメージが私の前に現れ始めた。
それでも気にせず集中していると今度は男女にまつわる性行為などのエロティックなイメージがこれでもかというくらい私の頭に飛び込んできた。
なぜか主にここヨーロッパで生まれ育つような顔立ちの男女が、茶髪や金髪、白い肌や桃色の肌、褐色の肌、巻き毛やまっすぐの髪、青い目、緑、茶色などの目の色の男女が、見つめあったり、抱き合ったり、ロマンティックな場所で踊って見せたり、そして接吻を始めた瞬間に昔のフィルムのように似たような映像が無数に重なるように上から下に流れるように動き始めた。そしてその周りでは正常位をして性行為をしている男女を後ろから見ている図でいくつもの映像が現れ始めた。花が散ったりクラシックのような音楽が微かに聞こえたり、匂いがしたようにも感じた。
そしてその後には、チベットのタンカ(仏教画)でよくみる坐禅をしたブッタの太ももの上に座り、足をその腰回りに絡め、舌を突き出し、感じる恍惚感を顔で表現する女性との情事の図も浮かび上がってきた。いろんな色で、だが体位は常に同じであった。どれだけ映像が鮮明で、魅力的で誘惑的であったとしても私はどこか他人事かのようにしてそれを距離を持って見続けながら自分の呼吸を観察し続けていた。
そして確か、5時のおやつの時間に、新しい生徒は飲み物とフルーツが与えられ、一度以上ヴィパッサナー瞑想10日間コースを満了した古い生徒はホットレモンジュースもしくは生姜湯を飲むことを許されていたのでほっこり飲んで自分のベットにもどりお日ユネをした。
うたた寝をしていると、今までに経験したことのないような夢に出会した。
夢の中で私は体育館のような場所で左手に日本人らしき若い黒髪で長髪を後ろにまとめた女性と、右手に赤いチャイナドレスを着た首上まで伸びた黒髪の熟女とで功夫の修行をしていた。お互いに習った技を受け合うようなシーンで、その熟女の番になった時に急に
「あちょーーーーーー!!!」
と、冗談にとも取れるような大袈裟なそぶりで片足をあげ、右手を天井に伸ばし、左掌を小指の付け根を突き出すように私に向けてなんとも言えない眼差しを向けてきた。
私は対応する間もなく吹き出し、声を出して笑ってしまった。
と、同時くらいに夢が覚めてこの現実世界で声を出して笑っていたの
と、ほぼ同時くらいに左手にいた女性が、その間に乗じて左足の踵で真っ直ぐ私のお腹を突き蹴った。
私は笑いながら夢の中で床に転がったが、その瞬間くらいに夢から覚めており
この現実世界で、
何が起こったのかはっきりわからなかったし、今もよくわかっていない。
まあ、面白かったのでその静寂な10日間の、現実世界では何も面白いことが起こらない環境でちょっとしたエンタメとして楽しめたということで記憶に留めることにした。
そして瞑想に戻るが、やはりエロティックな映像は続き、形を変え、イメージからより動画へと変わり臨場感を増して私の瞑想に集中する気持ちに邪魔をし続けてきた。
少しでも意識をそこに向けると体が反応し、鼓動も高くなり、股間も反応し硬くなり始めた。官能小説を描いているようである。
そんなことに一喜一憂するのもちょっと飽きてきたので、これは間違いなく私の記憶から出てきており、私自身も渇望していることなのだと認めることにしてみた。
誰かが何かしらのサブリミナルや、電磁波や最新技術を使ってそういった映像を私の頭の中に刷り込んでいるとは考えられなかったからである。
そして一旦受け入れ始めると、その渇望が、具体的になにに渇望しているのかとその詳細を探るように私の記憶の中を巡り回り始めた。
西洋の女性だけに性欲が湧き上がっているのだろうか?
ーいや、このホールにいる女性たちがヨーロッパ系が多かったのでそれに意識が向いてたからだろう
何をすることを具体的に渇望しているのだろうか?
ーただただ女性と一夜限りであろうが何回もであろうがとにかく性行為がしたいという欲求であることを確認した
一度に一人とだけなのか複数となのか?
ーどちらもである。数に制限はなかった。想像し切れる限りの女性と想像しきれる最高の環境でし続けたいとのことである。
それが全て頭の中では実現させることができるので、その自分の優れた想像力を用いて可能な限り思いつく限りの女性を鮮明に思い浮かべ、いろいろな体位で場所で、いろいろな動きで、シチュエーションなども物語を作り上げたりなどして仮想体験をしてみた。
すると、あることに気づいた。性行為に携わることで感情的な高まりもさることながら、私の渇望は肉体的な快楽に固執しているので、その体感が最も重要であることがわかった。つまり、自分の生殖器とその周りの感覚を喜ばせることに執着していたのである。
それを俯瞰してみると、性行為による有頂天になる楽しみは、生殖器周りの肌の感覚器官の中でしか起こらないことも確認した。
人間の体の外との接触を感知できるのは主に5感だけとされているし、私も大方同意する。(第6感に関しては少しづつわかってきているので今は説明を避ける)その中で
6割以上の脳の機能を使って感知する器官は眼である。
その次に2〜3割ほどが音を認識する器官である耳。
残りをお裾分けのごとく分け合っているのが匂いの鼻、味の舌、そして触感の肌
つまり、男女間での性にまつわる情事で最も中毒となることは感情的な高まりであるし、私はそれがさほど大事でもない事を知っているので、触感だけが今の私の心の中でしこりとして残っている(執着、渇望、期待)である事を割り出した。
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