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許せない出来事との付き合い方(前半)

今回は、ちょっと長いですが
許せないという感情の成り立ちについて、気づきのお話です。

夫の両親(車で6時間の距離)が、数年ぶりにこちらへ遊びに来たいと言ってきました。
とても珍しいことで、私には楽しみな予定があったのだけど、
夫に強引にキャンセルしたら?と提案され、しぶしぶ予定をお断りして、待っていました。

今となっては、その強引な提案をのんでしまったのが、引き金であり、のんだからこその展開だったのだと、思っています。

来て何をしたいとかどこかへ行きたいというリクエストがなかったので、来てから相談すればいいかなと思っていました。

到着した両親にやりたいことを聞いてみたら、のんびりしたい、とのこと。
そこでこちらに到着した日の夜は、海散歩をして
そのままお店で夕食を食べて帰宅(帰宅する途中でお母さんが転んで怪我をするという事件があったけど、それはまた別の話)。

翌日は、朝の話し合いで、
夫とお父さんが気になっているという三輪バイクを
見学&試乗させてもらいに販売店(夫の実家方面にはなかなかない)までいってみることになりました。
午後はその近くにあるアウトレットでも行ってみようかと話しながら、連休で道が混んでおり2時間近くかけて到着。

試乗のあと、近くのラーメン屋さんでお昼を食べたのですが、
娘はキッズスペースのある座敷に座りたく、
お母さんは足腰が悪いのでイス席がいい、
ということで別々に座ることに。

食べ終えてお店を出る時になって、夫から
「今からあなたのお父さんとお母さんのお墓に行くことになった」と告げられました。
わたしはこの時点でびっくり仰天です。
「え?なんで?」と聞き返しました。

私の母は3年前に他界しています。
コロナ禍だったのもあり、夫の両親はお葬式に参列することはありませんでした。
その時は、仕方ないことと割り切ろうとしていました。

世の中がコロナを特別視しなくなったあと、
夫の両親は、本州縦断車旅に出たりしていて
関東を通ってもこちらに来ることはなかったので、
どうしてもモヤモヤした想いが、自分のなかに溜まっていきました。

大事なことや優先順位は人によって異なる、自分と同じではない、と頭で理解しつつも、
娘の七五三や運動会に来ないかという誘いは断られ、
私が怪我で緊急入院した間なども、こちらに顔出してくれる話は出ず…
なんだか悲しくて、結果、モヤモヤは募りました。

そんなモヤモヤはありつつも
母が他界して3年の月日の中で、わたしは自分を大事にし整えることを覚え、
徐々に自分で自分を癒やせるようになっていきました。

もうそこまで執着していないつもりでしたが、
夫に決定事項として「お墓に行くから」と言われたことをきっかけに、しっかり閉じておいた蓋が開いてしまった音がしました。

できればモヤモヤした気持ちを思い出さず
ただ楽しく過ごしたかったので、
その場で「なんで勝手に決めたの」と涙目で抗議したりもしたものの
お店の外で夫の両親を待たせている状況。

「ずっと気になってた」と言ってるよ、と言われて、余計に感情が荒ぶるのを感じつつ
私が気持ちを切り替えるしかないのだろうなと考え直して、車に乗りました。

次の記事につづく

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魔女のようなおばあさんを目指すmaya🧙‍♀️
プロフィール

私の考える魔女とは・・・
自然と自分を熟知し
生活を楽しんでいたら
影響力を持つようになった女性

■魔女のヘルスケアラボ 主宰
🪄心と体調の変化を、出来事や季節と合わせて深堀り、仮説検証するコミュニティ。
未病の状態から自分や家族をケアできるようになっていく。気づけばきっと魔女のような女性に。

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