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瞑書家&ヨーガ講師 好朶かおり
2021年12月25日 19:17
果てしなく広がる宇宙の何処か奥深い場所から、まだ行った事のない憧れの何処かへと下へ下へと降りてきた宙の子。途中で出逢えたちょっぴり気になる子は、自分が居た宇宙を目指して昇っていくと言っていた、天の子。天の子が住んでいた場所は、遠くから、ぼんやりと浮かんで柔らかく暖かそうな色に包まれていた心地良いところだった。碧や緑や翠色が混ざって、ずっと留まりたくなるような、不思議な場所。
2021年12月8日 16:28
宙の子は、フワリと上から持ち上げられるような不思議な力を感じながら、身を任せていた。「なんだろうな、この感じ。僕は、まだここに居たいのに。でも、行かなければならない氣もするし。なんだか、また眠くなってきたな。」宙の子は、静かに自分を包み込むあたたかくて、柔らかいものを感じながら、再び眠りに落ちた。そして、降りてきた軌跡をまた辿り帰るように、すっと、軽やかに上へ、上へと昇って行った。