【韓国1人旅】美しい宮殿を無料日本語ガイドツアーで味わう(2日目①)
韓国・ソウルへの3泊4日1人旅。今回は2日目の前編です。
旅の主な目的はBTSの聖地巡礼と有名観光スポット、韓国っぽいカフェに行くこと。
1日目の様子はこちら↓
▼韓国のコーヒーチェーン"EDIYA COFFEE"でモーニング
まずは腹ごしらえ。1日目にソウルの街中でよく見かけたカフェ、EDIYA COFFEEがホテル近くにあったのでここでモーニング。旅先では現地のチェーン店に行くのがすき。その場所の普通の暮らしを体感できるのが楽しいのよねえ。
注文は店内の大きいタッチパネルで。最近マックでときどき見るやつ。コーヒーのサイズがLargeかExtraの二択で、「どっちが小さいんだ……?」と寝不足の頭がフリーズし手が止まっていたら、それを察した店員さんが見本のカップを両手に持って「こっちがLargeでこっちでExtra」と見せてくれた。
やさしい~~気が利く~~
テキトーに頼んだSalt Breadがチェーン店とは思えない美味しさでちょっと感激。パンの中に溶けたバターが程よい量染み込んでいて、塩味も濃くなく全てがちょうど良い塩梅だった。そしてやはりアメリカーノは美味い。
小腹を満たしたところで今日のメイン、景福宮へ。
■韓国のコーヒー事情はこちらの記事の後半にあるのでよかったらどうぞ
▼朝鮮王朝 最初の王宮「景福宮」
景福宮は李氏朝鮮王朝の創始者、李成桂が1395年に建てた王宮。ソウルには景福宮を含めて5つの王宮があって、ここが1番壮大だとガイドブックに書いてあった。日本統治時代には朝鮮総督府が置かれた場所でもあります。
入場料はW3000≒¥335。やっす。
10時から日本語の無料ガイドツアーがあると前日に知り、参加することに。これまで色んな国に行ったけど、歴史ある建築物を見るときはガイドさんがいると楽しみが何倍にもなる、というのが持論。
オーディオガイドもいいんだけど、同じ場所に立って「あそこに見えるのが…」って教えてもらったり、ガイドさんがクイズを出して誰かが答えたり、そういうライブ感があるので記憶に残りやすいし楽しいんですよね。
ちなみに14:30〜の回もあるみたい。有料のオーディオガイドもありました。
▼最大の見どころ「勤政殿」
門を抜けて最初に見えるのが、勤政殿。国家行事などに使われていた正殿で、1867年に再建されたもの。現存する韓国最大の木造建築らしい。
屋根が真ん中から軒先にかけて少しずつ上にカーブしていくのが特徴らしい。
この景福宮は南北にまっすぐ造られているので、正殿を背にして入り口の方の門を見ると、その奥に、さらに入り口に近い門が見える。この作りは五大王宮の中でここだけらしい。
▼BTSがパフォーマンスした場所
実はこの勤政殿、BTSがアメリカの音楽番組に出演したときのパフォーマンス場所でもあるんです。
実際現地に立ってみると、「よくもまあこんな由緒正しい場所にどデカいステージ組もうと思ったな」という感想w
でもこの映像を初めて見たとき、「これどこで歌ってるの?!」って衝撃を受けて、3年たっても覚えていて、実際足を運ぶにまでいたったわけなので、演出としては大成功だよねえ。
▼日本との関係
奥に向かって進んでいくと、時々目新しい感じがする建物も。というのも、日本統治時代に展覧会を開催するために多くの建物が壊されて洋風に造り替えられたそう。その後再建が進み、3割が復元されたとのこと。
正直、韓国の歴史を知るうえで日本との関わりを避けて通れないことは覚悟していたけど、こういう話を聞くとやっぱり苦い気持ちになった。
歴史やら建築やら色々なことを教えてもらい、ガイドツアーは約1時間で終了。無料とは思えぬ充実っぷりで超オススメです。
▼伝統家屋が立ち並ぶ「北村韓屋村」
▼ランチ(コムタン)@安国駅近く
大満足のまま地下鉄に乗り、お次は北村韓屋村へ。最寄りの安国駅から徒歩10分以上かかるので、道中でランチをいただくことに。
調べたところ日本人に人気で1人でも入れるポッサムのお店を発見したものの、行ってみたら15組待ち。あまり時間をかけたくなかったので隣にあった店に突撃してみた。
■ポッサムのお店
■私が入ったお店
ずっとソルロンタンだと思ってたけど今調べたらコムタンという名前の料理だったらしい。
あっさりしたスープが歩き疲れた体に染み渡りました。
▼北村韓屋村
さて、ここから更に歩き北村韓屋村へ。李氏朝鮮時代の伝統的な家屋、韓屋がひしめき合うエリアです。
ソウルには10年以上前に一度来たことがあって、その時もここに来たなって思い出した。坂の上に行きたいカフェがあったけどエリア自体は訪問済なのと、坂道を歩くのがしんどかったこともあり、30分くらいで観光終了。初めて行く方は「北村八景」と言われる8箇所をまわるのがオススメらしいです。
■行きたかったカフェ
韓屋で伝統茶が楽しめるとのこと
その後おしゃれストリートと噂の仁寺洞キルに行ったものの好みではなく、もう一軒マークしていたカフェへ行くことに。
今回はここまで。次回は隠れ家カフェでうっかり恋に落ちそうになった話や、明洞(ミョンドン)で1人サムギョプサルに挑戦した話などを書きます。
ではまた。あんにょん。
■つづき
■前回までの様子はこちら