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【ネイル】コンプレックスと向き合い続けた結果「好き」になった

コンプレックスとどう向き合うか

「手、大きいね」みんな悪気なく何気なく言っているだけだろう。それがずっと嫌だった。

私のコンプレックスは「大きな手」学生の時、萌え袖したかったけど制服の堅い生地では伸びずできなかった(笑)バスケのボールを片手でつかめるので男の子と比べても大きいことのほうが多かった。

爪を伸ばして形を整えたり、爪磨いたり、少しでも「大きい」から「綺麗」と言われる手にしたかった。普段一番目に入る手を「好き」になりたかった。そんな時に出会ったのがネイルだった。

スウェットなら萌え袖できる(笑)

初めてのネイル(中学生)

最初は爪伸びるの遅いし、磨きすぎたら先生に怒られる。土日しかできないし、お小遣いでできる範囲は限られている。ワンカラーから練習。はみ出るし、よれるし、全然キレイに塗ることができず除光液で取って塗っての繰り返し。

そんな中で上手く仕上がった時は思わず写真を撮った。「意外と自分の爪ってかわいいかも♡」と思うと何をしていても爪を眺めちゃう♡「大きな手」ではなく「綺麗な爪」に目を向けるようになった。

ワンカラー

周りの評価が自信に繋がる(高校生)

マニキュアを塗って写真を撮ってSNSに載せると友達から「私もやって!」と言われるようになった。

人にすると、バランスのとり方や自分のしないようなデザインをするので新しい発見があった。自分の爪に合ったデザイン、指とのバランスを考えた爪の長さなど。

もっと手をきれいに見せたくてハンドケアに力を入れるようになり「綺麗な爪」から「綺麗な手」を目指すようになる。

緑、オレンジ、透け感イエローを重ねる
タトゥーシールに合わせてネイル

可能性に気付いた(大学生)

バイトを始めたのでパーツを買ったり、ネイルシールを集めてより凝ったネイルをマニキュアでしていた。バイトの時はできないので遊びに行く時だったけど、ワンカラーをさっと仕上げてシールやラメで飾りつけ。30分もあればできるようになっていた。(乾かす間は慎重にメイクしたりしていた)

中高生のころから続けていたことが、いつの間にか周りから褒められるようになっていた。「きれいに塗るね」「細かくよくできるね」など、そこで初めて手先が器用なことに気付いた。

「綺麗な手」を目指していく中で「器用な手」に気付き自信に繋がった。

出かける前にさらっと塗った
お気に入りのジェラートと。

ジェルネイルとの出会い(現在)

今はジェルネイルに挑戦中!ジェルネイルにしたことでデザインの幅が広がった。なにより、ネイルしている時間も、出来上がったネイルで過ごす時間も大好き。

クレイジェルでパンダやハート、お花を作ってのせたり、長さ出しをしてデザインできる範囲を広げたり、可能性が広がった。

手先が器用なことに気付けたことで自信に繋がった。いろんなデザインに挑戦できるし、「自分の手が好き」と胸を張って言える。

長さだししてラメのグラデーション
爪の形もいろいろ変えられる

コンプレックスは解消しなくていい

コンプレックスは無理に解消する必要はない。「嫌い」から「好き」になるのはいつかはわからない。

小さな気づきと行動の積み重ねでいつのまにか「好き」になっている。

「大きな手が嫌い」(ネガティブ)→「綺麗な爪に目を向ける」(きっかけ)→「綺麗な手を目指す」(前向き)→「器用な手に気付く」(成長)→「自分の手が好き」(ポジティブ)

「大きな手」自体は何も変わっていない。ネイルをきっかけに好きになれる部分が見つかり、前向きにとらえて、新しい気付きを得て最終「大きな手」のまま好きになった。

結婚指輪付けて撮った初めての写真

最後に

自分のコンプレックスに向き合うのは確かにしんどい。でも、勇気を出して行動すればで「少しだけ自分を好きになるきっかけ」を発見できるかもしれない。私の場合、ネイルがそのきっかけだった。

コンプレックスに悩む人がそんなきっかけを見つけられますように。

今のネイル


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May@ミニマリスト×HSP
読んでいただきありがとうございます♡少しでも心が軽く前向きになれるといいな♡

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