徐々に短くなる朝の二人の時間
以前も書いたけど、僕には子供が2人いて、上が男の子、下が女の子。
下の娘は4月から小学一年生なんだけど、コロナの影響で本格的に学校が始まったのは6月中旬から。
下の子が通う公立小学校は集団登校という仕組みがなく、自由登校。
近所に同じ学年の子がほとんどいなくて、女の子ということもあり心配の種が多いので、毎朝僕が学校まで送って行ってオフィスに行く日はそのまま出社している。(おかげで出社時間が早くなった)
毎朝8時前に家を出て小学校まで約10分。(小1の子のペースに合わせるのでなかなか時間がかかる)
歩きながら学校のこと、授業のこと、友達の話を聞いている。
そしてその10分の間ずっと手を繋いで歩いている。
そんな新たな生活が始まって1ヶ月ちょっとが経過。
僕的には楽しみな朝の二人の時間だったのだけど、娘が「一緒に行くのは途中まででいい」と言い始めた。
最初のうちは不安が大きくてパパ・ママに付いてきてもらうほうが安心出来たのだが、徐々に登校に慣れてきて、学校に近づくにつれ一人で来ている子もたくさんいることに気が付いた。
そして一人で来ている子もいれば、近所の友だちと一緒に来ている子もいるけど、親と一緒に来ている子がかなりの少数派なのを気が付き始めたようだ。
いや、正確に言うと親と一緒に来ている子が少ないのは早い段階で気が付いていた。
初登校から2〜3回目に登校する際に学校へ向かう他の子たちを見て娘は突然「みんな一人やん!!」って言った。
この「一人やん!」は一人で登校しているってことじゃなくて、「お父さんお母さん付いてきてないやん!」という意味。
ここでみんなお父さんお母さんに付いてきてもらってないことに気が付いたのだろう。
なので早い段階から恥ずかしいと思っていたのは間違いないけど、それよりも不安の方が大きかったんだと思う。
だからそれからも校門まで一緒に手を繋いで毎朝通ってた。
けど段々と新しい生活に慣れてきて不安がどんどん解消され、恥ずかしいの方が大きくなってきたのがここ数日なんだと思う。
そんなこんなで今日も一緒に二人で手を繋いで家を出たんだけど、手を繋いでたのは当初の約半分の5分。
通学路唯一の横断歩道を渡ったところでバイバイ。
僕はまっすぐ駅に向かい、娘は学校に向かう。ちょうど通学路の半分地点。
結構な寂しさがあるけれど、これも子供が成長していく過程の一つ。
これからも5分だけ手を繋いで歩けることを楽しもうと思う。
(何年生までこの時間があるのかなぁ)