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本当の「半沢直樹」の世界

ふと、友人から私のキャリアって半沢直樹と似てないと言われました。

確かに…。

あまり意識してなかったですが、そうかもしれません。

私は、新卒でメガバンクに入行し、退社後にメガバンク系の投資銀行に入社しています。

そこで感じたことを踏まえ、書いていきたいと思います。

①人員構成
メガバンク系の投資銀行の多くは、

銀行出身者(半沢直樹)
プロパー社員(森山雅弘)
プロパー社員②(リーマンショック時に、吸収合併した外資系投資銀行社員)
転職者(ほぼ外資系投資銀行出身者)

みたいな感じです。

「半沢直樹」では、プロパー社員②と転職者が描かれていませんが、この人達が居るから、ドラマよりも余計に組織が混乱していました。
またプロパー社員の中にも、投資銀行採用と総合採用といった区別もあるので、更に混乱です。

ただ、投資銀行は肩書とどれだけ稼いだかが全てですので、入社年次や学歴は入社してしまえば全く困りません。
基本的に全員と敬語で話す人も、珍しくありません。上下関係をリサーチする時間が無駄だからです。変な話、明日には居ないかもしれないですし。

その上で、半沢直樹(銀行出身者)はどうでしょうか?

答えは、シニアの人の扱いは大変ですが、ジュニアの人は軍隊気質で扱いやすいです。

シニアの人は、本当に半沢直樹的なポジションで出向してきます。大企業担当とかが多いのですが、銀行的な日々のお付き合いは上手くても仕掛け型のディールはイマイチといった感じです。やることが違うので仕方ですが、カルチャーの違い的に非常に大変です。
具体には、銀行はマイクロマネジメントしたがる方々が多いので、結果重視の投資銀行マンとは合わない場合も多いです。

結論、「半沢直樹」よりも人間関係がややこしいですね。

続きは、続編にて書きたいと思います。

以上

M&Auniv.

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