2040年の未来予測
成毛さんの新作で2040年の起こりそうな事をトピックスとして多く書かれているので、気になったので読んでみました!
生活の水準は大きく変わってないのに、テクノロジーが生活様式を根底から変えてしまった。スマホ登場はこの10年。これまでの10年よりこれからの10年の方が世界は大きく早く変わる。
新しいテクノロジーに対して、人は懐疑的になる。だからこそ、いち早くその可能性に思いを巡らせられる人にはチャンスがある。
6Gは、2030年頃から登場するはず、2040年には当たり前になっている可能性が高い。6Gは5Gの10〜100倍の速さになる。
2035年までに、5Gによってもたらされる経済規模は、12兆ドル以上にも達すると試算されている。
70歳まで働くなら今と同じ額の年金はもらえる。預貯金が2000万円程度あれば、月々5万5千円程度の赤字が出ても、30年程度は無職でやっていける。
MMTは、自国での通貨発行してる国は、財政赤字により破綻することはないという理論。ベーシックインカムの財源すら心配する必要がないかもしれない。
GAFAは、彼らが手がけるクラウドやAIが世界を支えると判断するからこそ株価が高値になる。これからの時代はテクノロジーよりも政治が株価をより決めることになる。
現在の知識を使って未来の方向を推測する力は、どんな不測の事態が起こっても対応できる力をつけるだろう。
就職に学歴が関係なくなる。これからは、親も子供に、それぞれが好きなことを見つけて、好きな仕事や自分の人生を創造する後押しをしてあげるべき。
シェアリングエコノミーの市場規模は、2018年の1兆8874億円から2030年に11兆1275億円にまで広がる可能性がある。製造業や電子製造と同規模の市場。
未来を悲観することはない。いつの時代も高齢者は将来を悲観し、若者は将来を楽観する。
どうすれば幸せな人生を送れるのか全エネルギーを注ぐのをオススメする。生き残るためには、幸せになるためには環境に適応しなければならない。
未来のテクノロジーから、衣食住、金融、天災など多くの未来予測が書かれた1冊でとても参考になります。予想される未来を見て未来を作っていくことは大切だと思います。そんな未来を知るのにオススメの1冊です。