カメラのダブルスロットはSD+CF type Aで統一してほしい!!!
まあ言いたいことはタイトルの通りなんですけど。
もう少し詳しく書くと、SD or CFexpress Type A の両方が刺さるスロットを2つ用意してほしい、ということです。
これを世界初搭載となったのはSony α7SⅢです。
さらにその後登場したα1も同じく対応しています。
他社からはそのような対応情報はないので今のところSonyのこの2機種だけではないでしょうか。
なぜこの設定に惹かれるのかを書いていきます。
まず大前提、ダブルスロット
プロとまでは言わなくても、ある程度以上こだわって撮っている人なら記録ミス、データ破損が怖いのでダブルスロットが欲しくなると思います。
しかし、、、
違う記録形態のダブルは嫌だ!!!
さて、他社ももちろんダブルスロットを用意しています。
しかし、Nikonなら、SDカードとCFexpress(Type B)が1つずつのダブルスロットです。
これは一眼レフ時代のD850やD500も同様です。
※登場時の名称はXQD。
そしてCanonも同じスタイルです。
※ただしNikon D6 はCFexpress Type B(XQDカードも対応)だけのダブルスロット、D5はXQDカードモデルorCFカードモデルの選択式でそれぞれでダブルスロットでした。
さてさて、このD5、6を除いてやっぱりSDカードとCFexpress(Type B)が1つずつのダブルスロットのスタイルが多いようですが、私はこれは嫌いです。
そこまでメモリーにお金をかけたくないけど一応ダブルスロットにしたい、という人はSDカードを2枚挿したくなると思います。
しかし「SDカードだけ」見るとシングルスロットなのでダブルにはできません。
つまりCFを買うほどお金を掛けたくない人にはせっかくスロットがあってもシングルスロットとして使うしかなくなります。
一方本当にガチの人はCFを2枚挿したいと思います。
このダブルスロットはいまいち使いにくいと個人的に思っています。
(とはいえCFメモリーもCF対応機も買ったことはないんですが、、、)
α7SⅢ!!!
そんなことを考えていた時に出たのがα7SⅢです。
このスロットはすごいと思いました。
SDカードだけで手軽にダブルスロットにしたい人にも、CFでがっちりダブルスロットにしたい人にも対応できます。
もちろんRAWはこだわってCFだけどJPEGはSDにしてコストを抑える、という使い方もできます。
この柔軟さにとても感動しました。
そして何より気になるところは、それを積んだのがα7シリーズ、つまりフルサイズミラーレスではトップクラスに小さいボディで実現していることです。
それなら他社カメラでも同じような構成を積むのが難しくないと思います。
※もしかしたらSonyが特許を押さえていてダメかもしれませんが、、、
CFexpressの規格が定まって日が浅いこともあり普及はこれからだと思いますが、ぜひ他社もこの構成にしてほしいと思っています。