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主役がくわれてしまうと思った韓国ドラマ3作品
韓国ドラマでは、どんなジャンルでもラブ要素は欠かせない。
最近でこそ、サイドストーリーとして、サイドカップルの恋愛が描かれることが多くなったが、かつては、主人公とその恋人をめぐる三角関係が描かれるのが必須であった。
その三角関係を面白くするために、恋のライバル役も、主人公に劣らない美男美女を出演させていたので、「こっちのほうがいいんじゃないか」と主役を食ってしまうこともよくあった。
誰もが知ってる名作ドラマでも、そんなことが起きるわけで、わたしが思った、もう一歩のところで主役がかすんでしまいそうだった韓国ドラマ3作品を紹介したい。
1.「秋の童話」のウォンビンとソン・スンホン
第一次韓流ブームを代表するこのドラマだが、ウォンビンは、ソン・スンホンとソン・ヘギョに割って入る役だったにもかかわらず、圧倒的なカッコよさであった。この「ステーキか、鮨か」選べって、女性視聴者を惑わすような配役は、初期のころの韓流ドラマの醍醐味であった。
しかし、このポスターからして、もう「小次郎、敗れたり」の感が否めないなと思うのは、わたしだけであろうか。
当時の韓国の視聴者にも、ウォンビンの方が人気があったようだ。
ソン・スンホンもイケメンで、韓流スターとして人気もあるのだが、なんか今ひとつ、惜しい俳優さんなのだなあ。ファンの方すみません。
2.「会いたい」のパク・ユチョンとユ・スンホ
このドラマも「秋の童話」と同じで、子役の演技が上手く「初恋」をしっかり描いているから、ユン・ウネとパク・ユチョンのラブラインを視聴者は追ってしまうように作られている。
しかし、それにもかかわらず、恋敵で悪役のユ・スンホに肩入れしたくなってしまうのだ。ユ・スンホは、入隊前の最後のテレビドラマだったが、その存在感は、もはや子役出身とは思えない。この時でさえも、ユチョンより演技上手で、将来が楽しみであった。
その後、ユチョンは、いろいろありすぎて、もはや復帰は無理な気もするが、ユ・スンホのほうは、除隊後もいくつものドラマに主演で出ている。
まだ、これぞ代表作というのがないが、これからの活躍に期待したい。
3.「キム秘書はいったい、なぜ?」のパク・ミニョンとチョン・ユミ
このドラマで、チョン・ユミは、パク・ソジュンの幼馴染の役で1回きりの特別出演だった。だから、良かった。助かったのだ。
これが、もし、ストーリー上、ガチの恋のライバルだったら、パク・ミニョン演じるキム秘書に勝ち目があっただろうかとつい思ってしまった。
これは、パク・ミニョンが悪いわけではなくて、パク・ソジュンとの演技の相性の問題でそう思ってしまったのだ。
パク・ミニョンのファンの方、ごめんなさい。
パク・ソジュンが、自然な?演技だから、パク・ミニョンのちょっと人工的なスキのない美しさと韓流ドラマ風にデフォルメされた演技がどうしても目立っちゃう気がする。
わたしの勝手な思い込みだが、2人の演技の先生というか、演技の流派は違うのじゃないだろうか?
パク・ミニョンは、演技力がもう少し欲しいかなといういかにもイケメンの韓流スター (誰のこと、言ってんの?)の相手役の時は、本当に頼りになるヒロイン女優なのだが…。
でも、実際のところ、演技指導する人はいるでしょうね。きっと。
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![松幸 けい](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/26377556/profile_68fcea2b00afcbcd3842c90dc0833acf.jpg?width=600&crop=1:1,smart)