予防ってものすごく大事②~ストレスと感謝~
こんにちは。ryosukeです。
リハビリテーション専門職として、
患者さんや対象者さんの身体の回復に対するサポートについて考える仕事をしています。
今回は予防ってものすごく大事ということで、
前回の続きでシェアさせていただきたいと思います。
前回は脳の予防(姿勢のコントロール)のシステムについて
シェアさせて頂きましたが、
今回はストレスに対する予防というテーマです。
ストレスは・・・日々感じますよね。
人間関係・・・
仕事・・・
日々の生活でストレスを感じることは多いと思います。
今回はストレスを感じることを防ぐ・・・
という観点ではなく、
ストレスを感じるメカニズムを和らげることでその影響を少なくするためには、という観点で進めたいと思います。
もちろんストレスをゼロにすることはできません。
1つ科学的に証明されていることは、
人がストレスを感じたとき、
副腎(腎臓の一部)という臓器から
「コルチゾール」というホルモンが放出されるということです。
「コルチゾール」はストレスと戦うために必要なエネルギーを蓄える
と言われています。
ストレスによる血糖値の低下や、脳機能低下を防ぎつつ、
免疫力を高めてくれるそうです。
しかし過剰に分泌されることで、
自律神経のバランスが崩れたり、
血圧や血糖値が上昇し、
結果的に免疫力を低下させると言われています。
そこで、ストレスの軽減に大きな効果を持つことが、
科学的に証明されているのが、
「オキシトシン」という、いわゆる「愛情ホルモン」です。
どのようなときに分泌されるかというと、
美しい景色を眺める、
好きな音楽を聴く、
美味しいものを食べるなど、
五感を通じて人が気持ちいいと感じるときは、
オキシトシンは増えるのです。
そのような、非日常のいわゆる「ストレス解消法」ではなく、
日常生活の中でオキシトシンを分泌するために効果的な、
具体的な行為も実は解明されています。
それは、感謝の気持ちを持つことです。
誰かへの感謝や思いやりの気持ちを頭の中に浮かべるだけでも、
オキシトシンが分泌されることが判明しています。
そのほかにも、
ちょっとしたことで「ありがとう」と感謝を伝えたりすることも、
オキシトシンの分泌には大事です。
ストレス状態にいるときは、
自分の感情に強烈にフォーカスが向いていて、
周りが見えなくなっている状態であると、個人的には感じています。
でもそれを解決するカギは、
自分以外の人にあって、
自分のために何かをしてくれる他者が持っているのだと。
そんな人は自分のストレスまでも、
解決するカギを持っているのだと。
本当に「ありがとう」。
今日、誰かに、何かをしてもらったこと、
そんなことがなかったとしても・・・
でも・・・きっとどこかで誰かは何かをしてくれている。
それに気づくことがストレスを解決するカギだということが、
今回の気づきです。
私はこのnoteを読んでくださる皆さんに、
感謝したいと思います。
いつも、本当にありがとうございます。
今回でちょうど1か月を迎えました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
今回は、予防ってものすごく大事②~ストレスと感謝~
をシェアさせていただきました。
今回はテーマの内容を振り返った時に、何となく素敵だな~と感じた1枚を選ばせていただきました。o0areyoume0oさんありがとうございました。
それでは、ご覧いただきありがとうございました。
それでは、また明日。
素敵な1日になりますように。