知らないものは新しく見える〜世代を超えて人々を魅了するもの〜
流行の再燃
よく、時代は繰り返すといいますが、
1990年代に女子高生の間で爆発的な人気を誇った
ルーズソックスがいま再びよく売れているようです。
ルーズソックスは当時女子高生のアイテムとして、
カーディガンやローファーと合わせていました。
最近では制服や私服などとも合わせるようになっているようです。
またInstagramで#ルーズソックスと検索すると、
27,000件もの写真が投稿されているようです。
リバイバルファッション20年説
また、ほかにも古着ファッションというものが
1997年ごろブームとなりましたが、
最近その流行が再燃しているようなんです。
ファッション業界には「リバイバルファッション20年説」というものがあるようなんですね。
20年ぐらい前のトレンドがもう一度流行るという現象のことらしいのですが、1990年代に流行ったファッションが今の若者には新鮮に感じられるのでしょう。
知らないものは新しく見える
流行は同じ人が20年越しに同じ流行を味わうというよりも、
若者がその中心にいる印象です。
つまり、若者にとってはその流行は初めてのこと。
なんでもそうですが、新たに触れるものは創造性を与えてくれます。
リバイバルは懐かしさ、落ち着きを与えてくれます。
つまり初めて味わうものと、20年越しに味わうものは、たとえそれが全く同じものだったとしても、感じるものは全くの別物だという事です。
初めて味わったあの感覚は、もう味わえないということです。知らないものは、なんでも初めてで、唯一の出来事で、唯一の感覚ということです。
人生、生きていれば知るものが多くなる反面、新しいものに対する初めての感覚を味わう機会が減ります。
そもそもリバイバルだと言っているのは20年前にそれを経験した人の発想。
初めてそれに触れる人は人生で初めて触れるもの。
でも結果的にリバイバルものが再び現代の若者に受け入れられるということは、それ自体に本当に人々を魅了するだけの価値があったという証明になるのかもしれません。
今回は『知らないものは新しく見える〜世代を超えて人々を魅了するもの〜』について書かせていただきました^ ^
また、あしたね😊✨