ミカン肥大中
5月のゴールデンウィークごろ開花したミカンは、6月になるとすっかり果実の形になります。
当農園では、除草剤を使用せずに雑草で地表を覆うことで、土壌水分をコントロールする栽培を行っています。梅雨時期はできるだけこまめに草刈りを行い、風通しをよくすることで、病気の発生が少なくなるよう取り組んでいます。
7月上旬になるとミカンの果実はピンポン球程度に肥大します。今年は狙い通り葉付ミカンを着果することができたので、程よい大きさのミカンが出荷できそうです。着果量が多いと果実が十分肥大しません。昨年はブドウのように鈴なりに果実を着果させてしまい、ミカンのサイズが小さくなってしまいました。
7月下旬には小さめの饅頭くらいのサイズになっています。葉にツヤがあるため、ダニの発生も少ないことがわかります。ダニが多発するとカサカサして乾燥した感じの葉になります。
2024年の九州北部は7月22日に梅雨明けしました。すっかり夏の空になりましたね。これから日差しが強くなるので、果実が日焼けする恐れがあります。そこで、程よく雑草を残すことで土壌水分を維持して、日焼け果の発生を抑制します。雑草を敵として排除するのではなく、草とミカンが共生する環境をつくりたいと思います。
出荷まであと2ヶ月です🎵
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