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シャキ待ちが苦痛過ぎてFF14をやめた話
今日はいつもとテイストが違って語りたいモード。
唐突だが、筆者はバージョン6.0まではFF14をやっていた。と言ってもやり込んでいたわけではなく、適当にレベリングしながら適当に装備を更新しながらストーリーを進めた程度だが。
数か月の期間で一気に進めて、それなりに楽しい時間を過ごしたため良い思い出も多く、辞めた今でもSNSをフォローしてたりと、情報は追っているので、アプデで何が追加されたとか見るたびにワクワクしている自分がいる。
FF14のゲーム内容自体はかなり面白い
最初はドマ式麻雀がやりたい!みたいな動機だった。元々FFシリーズはほぼプレイ済みなので14もストーリーが気になっていたし、ドラクエ10もやってたのでオンラインとかMMORPGには特に抵抗はなかった。
当時はオンライン仲間や妻と一緒に毎日プレイしており、仲間がいたのも楽しかった要因の一つだろう。実際ストーリーは引き込まれるほど楽しかったし、インスタンスダンジョンのギミックに対応するのも楽しかった。レベリングはきつかったけど、各ロールやジョブの操作感も色々楽しめた。
かなり駆け足で進んできたのもあり、進行状況が合わない仲間が徐々に引退し、6.0で一旦ストーリーの区切りがつき、高難易度コンテンツも厳しいため、あまりモチベーションが保てなくなっていたが、それでも一人で黙々と遊んでいた。しかし、それすらも苦痛にしてしまうものがFF14にはある。それが「シャキ待ち」だ。
シャキ待ちが本当に苦痛
「シャキ待ち」とは簡単に言うとダンジョンなどのオートマッチングの待ち時間のこと。マッチングに成功すると「シャキーン!」と鳴るので、プレイヤー間では通称でそう呼ばれている。
FF14では他プレイヤー4人ダンジョン(ID)、8人で強敵とのバトル(討滅戦)に向かう(もっと多いのもある)のだが、役割(ロール)によって参加人数が決まっており、ロールが揃うまで待ち時間が発生する。その待ち時間が長くて筆者は本当に苦痛だった。
マッチング相手はプレイヤー(人)だし、時間帯やロール次第ではマッチングに時間がかかるのは理解できる。しかし大体5~30分ほどの時間がかかり、最長で2時間ほど待たされたこともあった。ストーリーの進行で必ず行かなきゃいけないダンジョンや討滅戦で、毎度待ち時間が長いもんだからやる気がドンドン削がれていく。
多くのFF14プレイヤーはこのシャキ待ちを不満に感じながらも受け入れていると思う。ある意味文化のようになってしまっている人もいるのではないか。しかし、1日の中で限られた時間しかプレイできない筆者にとってはこれが死活問題なのだ。
明日は仲間と一緒に○○に行くから、ここまではストーリーを進めておかないといけない、急いでやろう、シャキ待ち30分。もう間に合わない。ごめんなさいはよくある話だった。睡眠時間も結構削ったが、かなりきつかった。
攻略でやり直しになったり、仲間と対策を話し合ったり、そういった時間は全く気にならない。しかし、入り口で始まってもないのにずっと待たされるのは、ただただ苦痛だった。
シャキ待ちの対策として紹介されていること
同じ気持ちの人はいるだろうと思い色々と調べてみて、実際にやってみたがどれも筆者にはしっくりこなかった。主な対策内容と筆者が思ったことは以下。文句ばっかり言ってるように感じると思うが、広い心で見てほしい。
ロールを変える
タンクやヒーラーは常に不足しているので、ロールを変えればマッチングする可能性は高まる。そんなことは分かっている。しかし筆者はDPSが好きなのだ。当時は忍者、侍、機工士を使っていたのだが、それが楽しくてFF14をやっている。今更ストーリー用にタンクを育て直すなんて無理な話なのだ。
時間帯を変える
そんなことは分かっている。でもその時間しかプレイするタイミングが確保できないのだから対策にならない。
ゲーム内の他のことをやる
この機会に外伝的なクエストをやる、ギャザラーやクラフトをやる、無人島やゴールドソーサーをやるなど、メインストーリー以外にもやることはいっぱいある。
これは確かに有効なのだが、ストーリーの進行状況によっては街とは程遠い場所にいる場合もあり、シャキ待ちのためだけに街に戻って、そこからギャザラーのやることを確認して、次はあそこに向かって、次は何やるんだっけ?となるのが筆者には忙しすぎた。
複数のジョブのやることを把握して、瞬時に切り替えながら効率よく進められるプレイヤーなら出来ると思うが、筆者のような要領の悪い人間には難しいのだ。
ギミックの予習をやっておく
筆者もシャキ待ちの時間を使ってギミックの予習をしておこうと思っていた時があった。しかし、こういう時に限って即シャキするのだ。実際かなり迷惑をかけてしまった感じがあるので、それ以来、先に予習をしてからコンテンツファインダーを開くようにした。
フレンドや仲間と行く
そんなことは分かっている。それができないからこんな事になっている。
募集をかける
「初見です。ストーリーを進めるためにお手伝いお願いします。」みたいな募集をかけたが、心優しいタンクの方が一人来てくれただけで、全然集まらず解散。初めてでドキドキしながら募集かけて、シャキ待ちより時間がかかった上に解散とか、トラウマになるだろ。
音楽を聴く・動画を見る
論外。FF14がやりたいんだよ!動画は別のタイミングで見るわ。
これもオンラインの醍醐味!嫌ならやめろ!
論外。待ち時間が長いのはオンラインゲームの醍醐味ではないだろう。とある人はやめろとまで言ってたが、こんな事言われても悲しいだけだし、何の参考にもならない。
コンテンツサポーターの登場で光が見えた?
ここまで見てきて思うことが、「待ち時間」に何をするかばかりで、「待ち時間」を解消する根本的な対策はほとんどない。さらに言えば、プレイする側の人間がひたすら対策しているだけで、制作陣は何の対策をしているのか?と思った。
そこで制作陣としての一つの答えが、フェイスとコンテンツサポーターだろう。簡単に言えばAIキャラと一緒にダンジョンに挑めるソロコンテンツで、本来は他プレイヤーとの交流を楽しんでほしいと考えていると思うが、待ち時間を問題と捉え、システムとして対応してくれたんだと思う。
実際、筆者が漆黒に入って初めてフェイスを体験した時、かなり感動した。アルフィノやサンクレッド達と一緒にIDに挑めるのも楽しいし、道中では掛け合いが楽しめる。何よりこれまで筆者を悩ませていた待ち時間がなくなったのは本当にデカい。
人とやるよりも攻略時間はかかるし、自分が死んでしまうと蘇生もなく最初からやり直しになるなど、デメリットの部分もあるが、筆者にとってはすごく助かるシステムだった。
昨今はアップデートや再編により、過去のダンジョンにもコンテンツサポーターと一緒に挑めるようになり、より一層プレイしやすくなった印象。しかし、討滅戦やデイリーのルーレットはサポーターが使えないので、シャキ待ちが長い状況は変わらず。
ここまで読んでくれた方は理解してくれていると思うが、筆者が言いたいのは「オートマッチングをなくせ」ではなく、「時間がかかるのを何とかしてほしい」ということ。全てをコンテンツサポーターで行けるようにしろとまでは思わないが、待ち時間が長い問題を打開するようなテコ入れは積極的にやってほしいなと制作陣には期待している。
ゴチャゴチャ言ってるが、本当はFF14がやりたい
ここまで色々と言ってきたが、実際は可能であればFF14に復帰したいと思っている。やってみたいことや、やり残したことがたくさんある。アップデート情報を見るたび楽しそうだと思う。
しかし、あれから筆者を取り巻く環境も変化し、今では幼い子供もいる。前以上に時間が限られているような状況で、本当に楽しめるのだろうか?結局キツイとなって辞めてしまうのではないか?という懸念がある。
楽しそうという気持ちと、上記の懸念の狭間で揺れている状況なのだ。仮に復帰した場合は、過去のギミックも一切覚えていない状況なので新キャラを作って始めるような流れになりそうだし、色々時間もかかるだろう。
シャキ待ち問題も色々とテコ入れされてきている状況だと思うが、どこまでこの需要があるのかによって制作陣の対応順位も変わるだろう。こればかりは筆者がどこまで許容できるかによって決めることかなとも思う。
こんな文章がFF14制作陣に届くことは無いでしょう。だからこそ思ったことを好き勝手に書きなぐりました。バージョン8でも9でもいいから、筆者みたいな人でも遊びやすい環境になればいいなと願って。
突然の長文失礼しました。なお、今の環境に満足して遊んでいる方からすると、だいぶノイズだと思うので全然スルーしてください!(最初に言え)
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