
なんでそんなに着込んでいるの?
苦しい。とても苦しい‥。
「だったら、そのたくさん着込んでいる服を脱いだらいいのに。」
と内側の人に言われました。
子どもの頃に、お父さんやお母さんに着せられたものや
みんなが着てるからと真似して着たものもたくさんあるでしょう。
大人はこれを着なくてはというのもありました。
知らないうちにとんでもない重ね着をしていました。
こんなにたくさん着込んでいることにも気づいていませんでした。
なんだ!
脱げばいいんだ。
わたしは今、一枚ずつそれらを脱いでいるところです。
その服にはどれもこれも「常識」というタグが付いています。
脱いでも脱いでもまだ素肌は見えません。