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資産形成という言葉に翻弄されてたら、昔の自分に出会えた話

本屋やSNSなどで、やけに資産形成や「貯まる○○」といったような文言の本や投稿を見かけるようになった。数年前からかな。

夫は資産形成系に関心が高いんですが、わたしはほとんど関心なし。
積み立てNISAだけはやっておいたほうがいいかな~という、何の意思もない考えでやってました。


しかしだな、30歳になる直前で、結構関心が出てきた。
正しく言うと、「資産形成」にはそこまで関心がないのだけど、
今まで通りのこの生活では良くない気がする!!という思いが日ごとに募ってきている。なんだこれ。

今までのわたしは、かなり奔放にお金をつかってきたほうだと思う。

仕事の初任地は地方だったので、車は必須。同期たちは中古を買うものの、わたしはピカピカ新車。理由はちゃんとあって、免許取得後2週間とかそこらだったので、事故があってはいけないと思いカメラが付けられる範囲全部つけた。フル装備。もちろん緊急ブレーキ、自動ブレーキなども装備し、200万円ちょっと。たけえ。
一時が万事こんな調子。


歯列矯正も、脱毛もしたし、化粧品も大好き。美容院でのカットやカラーもこまめに行くほうで、眉毛サロン、マッサージも月1。肌もシミそばかすを結構消したし(ゼオスキンでほぼ消えた)
今はもう辞めたけど一時期はネイルやまつえくもしていた。

あとは、持病で事故免疫系による皮膚疾患(湿疹)がたまにできるので、それをおさえるための通院も定期的にしているし、コンタクトレンズはワンデー。

生きてるだけでめちゃめちゃお金かかる。絶対に専業主婦という選択肢はない。

それに加え、度々書いてる不妊治療がのしかかってきた。菅元総理が不妊治療を保険診療適用にしてくれたものの、実はこれ、混合診療には適用していない。つまり、対象にならない薬を一つ使うだけで、一連の治療が全て自費診療になってしまうのです。
わたしは自費診療組。毎日お腹にぶすっとうつ自己注射が約6千円…。他にもいろいろ服薬しているので、いよいよ資産形成わかんね~とか、好きなだけお金つかっちゃえ~みたいなこと、なんだか言えなくなってきた。このままではみるみるうちに貯金を減らしてしまう!!!

とはいえ、わたしみたいなのが一気に資産形成~とかいって色々手を出すとほんとうにやばい感じがするので出来る範囲で足もとやっていること、やりたいことを書き出す。いわゆる、無駄をなくす、というやつですな。

まず今まで、なんとなく…であってもやってきたこと。
・ふるさと納税
・積み立てNISA

よく言われるiDeCoはやってないんですよね…なんか一定の年齢にならないと引き出せないというのがなんかあんまりしっくりこない。そこまで自分長生きできんのか?この制度ちゃんと機能してる?という疑念がある笑(個人の感想です。制度は絶対機能してます、わたしが考えるの怠惰なだけ)

国民皆保険の日本で、個人的に保険に入るのはよくない、とされていますが、
わたしはこうやって不妊治療やら皮膚の病気とわりかし人より病気がちなのと、会社の団体保険でかな〜り安いので、保険はいまのところはいっています。

あと昨日から始めたアプリ「マネーフォワード」。本屋で「お金をためる」系の本で高頻度で出てくるマネーフォワード!!ダウンロードしたまま手を付けていなかったのですが、先日、信用できる先輩が使っていて、良さそうだったので始めました。良すぎて早速有料会員になってしまった…。

今更感すぎますよね。早速有料会員にする、こういうとこだよね。うん。。でも、これは必要経費だと思うんだ…。

あとは投資。わたしは仕事の諸事情で個別株には手を出すことができず。

節約とかかな?何かを削ったほうがいいなと思っている。
マイボトルは持ち歩いてるけど弁当は仕事がわりかし激務なので無理…(この考えがもうだめ)
どえ~~なかなか難しい。


このままうだうだ書いてても誰一人何の得にもならず、読んでくださっている方の目を疲れさせるだけなので、小話を一つ。

結婚して、支出自体はわりかし減ったと思う。

でもそれは、よく言う「生活費、家賃が半分になる」という単純なところではなくて、
無駄な買い物が減った。

わたしは化粧品とか、服とか購入する時期の波があって、分析すると結構さみしかったのかなと思う。

自分に注目してほしかったのかな。

うーん、ちょっと違う。

自分に自信を持ちたかったのだと思う。

この化粧品を持ったらもっと価値ある自分になれるかもとかっていう。

そういう思いがあって、買いあさっていた時期があった。
それは、結婚して、夫という人に認められた安心感があったのか、めっきり減りました。

いろんな行動の奥底を掘っていくと、今の自分からすると驚くような思いがあったりする。自分のことなのにね。

いろいろ買いあさってた当時の自分を抱きしめてやりたくなるぜ。でも、その化粧品一つで、勇気を持ったり、励まされていたのもまた、事実なのです。

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