パリとアンティークと~Galerie Belle de Jour"の思い出(前編)
写真はモンマルトルにあるジュテームの壁。いろいろな国の言葉で「愛してます」が書かれてます。
この近くに今回お書きしますアンティーク香水瓶の名店、Belle de Jourがあります。
素敵なパリのマダムからのFacebook友達申請
前にパリ・マジックのお話をお書きしましたが、今回もパリ・マジックと言える出会いだと思います。
ある日、Facebookに香水瓶を持った素敵なアイコン写真の女性からお友達申請が来ました。
誰だろう?と思い、共通の友人に、以前お書きしたフジコヘミングさんのお仕事をお手伝いされていた友人の高橋栄二郎さんの名前が。
(「パリ・マジック」フジコ・ヘミングさんのヘッドドレスを作る話~出会い編~)
のちに聞いたら、彼女はたまたま高橋さんのFacebookページで私の作品を見て気に入ってくださって、お友達申請してくださったようでした。
彼女の名前は、Marie-Christine Vandame。
そして彼女のページには、職歴に「Galerie Belle de Jour」の名前とその店のまぶしいばかりの美しいガラス器の並んだお店の写真が。
すぐにご挨拶し、お友達申請をお受けしました。
2014年、これがMarieとの長いご縁の始まりでした。
初めて見るアンティーク香水瓶・Flaconの迫力
あまりにも美しいこの店のことをもっと知りたくてネットで調べてみたら、ちょうど東京出張中に資生堂The GinzaにてGalerie Belle de Jourのコレクションのイベントをしているとのことで行ってみると・・・・
スタイリッシュなThe GinzaのVIPルームに空間に燦然と輝いた、アンティーク香水瓶・Flaconの銘品の数々。。。魅了されずにはいられませんでした。
これは次回の渡航時に絶対行かねば!と決意し、Marieに連絡を取り、パリ到着時早速お伺いしました。
芸術の歴史深い場所・モンマルトルの名店
Belle de Jourは、パリの有名な観光地の一つ、モンマルトルのサクレクール寺院のそばにありました。
いろいろなお土産店の間にある、ブラウンのアンティークなたたずまいのお店がBelle de Jourです。
外観のショーウィンドウの美しさが圧巻でドキドキしてしまいましたが、勇気を出してその扉を開けてみると、美しすぎる光景が現れました。
フランス・アンティークガラスの銘品がズラリと
扉を開けると喧噪な観光地と一線を画した異空間がひろがっていて、そこに、Marieと当時共同経営者Yannさんが待っていてくださいました。
私の左がMarie、右がYannさんです。
Belle de Jourの沢山のアンティーク家具がおかれた空間に、バカラ、サン・ルイ、ドーム、ラリック、、、、、フランスはじめヨーロッパのアールヌーボーやアールデコ期のアンティークガラスの銘品が所狭しとずらりと並んでました。
今まで見た中で最も多くのFlaconの銘品がある場所でした。
アンティークFlaconの銘品の歴史を学ぶ
写真はバカラの古いカタログ。
Marieのお父さんはバカラの修理の仕事をしていて、オールドバカラと呼ばれる古いバカラのカタログや、貴重なガラスの書籍や資料をお持ちでした。
これがMarieに引き継がれ、彼女がバカラを集める際に年代などを参考にする資料になっていたのですが、彼女は私にこれをコピーして渡してくれて、いろいろな知識を教えてくれました。
そして、その後、この店にパリに来るたびに毎回通うことになるのですが。。。それはまた次回。
今回はここまで。
読んでくださってありがとうございます!
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