ストップしたから見える展望
9月から10月にかけて、ツアーとも言えるようなタイトスケジュールの展示会のため、段取りを毎日こなしておりましたが、、、、
とうとう無理がたたり、網膜剝離になってしまい、
強制ストップがかかってしまいました。
二週間、制作作業が出来ない中で思いを巡らせてたことを、せっかくなので
ここに書いてみようと思います。
神様がくれた休暇
実は正直、網膜剥離を言われたとき、ほっとしてしまいました。
ああ、休めるんだ、と。
不思議なことに、大体の仕事の目処が立った時に
こういうことが起きるのだと。
現在、スタッフのおかげで制作は順調に進んでいて
展示会も滞りなく開ける予定で
本当に久々にゆっくりできる機会をもらえました。
本当に神様が図ったようなタイミングでした。
現役で働ける時間を測る
ほぼ立ち止まることのない生活の中で
ゆっくり考える時間をいただきました。
目のこともあったのですが、自分の年齢の事、体のことも考えて
自分がいつまで「現役」として頑張れるのだろうと逆算してしまいました。
多分、もの凄く頑張っても15~20年がいいとこだと。
Matsuyoiを立ち上げて、23年になるので、
現役としての自分は、とうに折り返してしまっているのです。
そう考えると、もっと時間を大切にしたい、
貴重な時間でなにができるかと真剣に考える様になりました。
経験を引き継ぎ、繋ぎ、新しく生み出す役割
Matsuyoiというブランドは
私にはもったいないくらい優秀なスタッフが頑張ってくれて
小さいながらも、国内外でも活躍できることが出来ました。
そして、私に
日本の伝統工芸のすばらしさや、それに携わる素晴らしい方々、
国内外の活躍しているアーティスト、起業家・事業家の方々に
本当にたくさん合わせてくれました。
これからは自身のクリエーションだけでなく、
才能ある方々に、私が持っている知識を伝え
人を繋ぎ、また新たな素晴らしい「何か」を生み出す役割を
仕事・使命としてやっていけたらを思ってます。
まだ具体的には決めてはいないんですが。
これからは時間を大切にしながら
思いつくことを進めていこうと思ってます。