「パリ・マジック」フジコ・ヘミングさんのヘッドドレスを作る話~再び制作編~
写真は下のフジコさんの絵「月夜の猫」をお譲りいただいたときに、裏に書いていただいたサイン。
これがその絵。リトグラフにフジコさんが直接リタッチしてくださってます。大切な私の宝物です。
初めてフジコさんにパリのコンサートでヘッドドレスを使っていただいたその後
2012年以来現在まで、展示会や買い付けなどいろいろなご縁が出来て
私は年二回二週間ほど、パリとロンドンに通うことになりました。
その際、その期間にフジコさんもパリにいらっしゃったときに度々
一緒にお会いしてお食事やお茶をしてくださいました。
ドビュッシーのお話、パリのすきな所、猫の話などなど、、、、
美しいパリの街を散歩しながら、たくさんお話をきかせてくださいました。
写真は、パリにいっしょに連れて行った次女と、フジコさんの飼い犬アンジー。めちゃ人懐っこいです🐶
こんな感じでたくさんパリで楽しい時間を一緒に過ごしていただきました。
突然一通の手紙がやってくる
自宅の工房で制作をしていたある日。
一通の手紙がとどきました。
フジコさんからでした。
近況報告の後に、なんとヘッドドレスを再び制作していただきたいとのご依頼をいただきました。
大きさや色などのリクエストをいただきましたが、あとはお任せということで、いろいろ模索しながら制作しました。
制作過程の様子です。
左下は、フジコさんのサイズに合わせて作ったマネキンヘッドです。
この時は綸子という地模様の入った着物生地で制作してます。
完成型はお見せできませんが、今も時々コンサートで使ってくださってます。
使ってくださっている現場になるべくお伺いする大切さ
写真は東京オペラシティーコンサートホールです。
私はいろいろなアーティストさんの装飾品やヘッドドレスのお仕事もいただきますが、作らせていただいたアーティストさんのコンサートにはなるべくお伺いするようにしています。
もちろんフジコさんのコンサートも同じで、写真のコンサートホールで演奏されたときもお伺いして、大きなホールの中で自分の作品がどんな見え方をするか、改善点はないかを見ています。
もちろん、最初はそうしてますが、最後の方は演奏に酔いしれて仕事をわすれるのですが(笑)
また来年パリで行われる、フジコさんのコンサートにもお伺いしようと思ってます。
どうかそれまでにこの状況が収まっていますように祈りながら
明日も制作に勤しむのです。
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