見出し画像

児童期のことばと学習支援に繋げるアセスメントⅠー2 読む・書くの観点

児童期のことばと学習支援に繋げるアセスメントⅠ、2つめの記事は「読む・書く」の観点です。

児童期の子どもの支援を検討するとき、「読む・書く」が相談の中心でないときでも、「読む・書く」の観点は必要です。

たとえば「構音」が相談の中心にある子どもの「読む・書く」にどのような様子がみられることがあるのか踏まえておくこととは、「構音」を中心に支援が必要な状態なのか、または「構音」だけでなく「読む・書く」にも同様に支援が必要な状態が重なっているのか捉えるときや、周囲の対応を検討するときに大切です。

児童期の相談内容も、幼児期同様、多岐に渡ります。この記事では、これまで出会ってきた子どもたちの様子を振り返りながら「構音」「吃音」「場面緘黙」「コミュニケーション」「注意集中」「聞こえにくさ」が相談の中心にあるとき「読む・書く」についてどのような様子をみているのか、例をご紹介します。

補足:文字、文、文章などを「読む・書く」に必要な力については、下記の記事をご覧ください。

読むとは?(IROIRO)
書くとは?(IROIRO)

※DIVERSE・ダイバースをご利用いただいているご家庭及びオンラインサロンDIVERSE・BRIDGEのメンバーさんはお知らせしたパスワードをもとに、DIVERSE・ダイバースのブログ内でご覧ください。

1 構音(発音)と「読む・書く」

ここから先は

115字
この記事のみ ¥ 440

サポートをご検討いただき、ありがとうございます。