#7 美容師が自由に休める環境を作るためにまず初めにしたこと
Bellavitaという美容室を一人で経営をしている松島ともです。
普段美容師をしながらブログを書いたり、noteの記事を書いたり、ラジオを放送したりしています。
このnoteは、一人で美容室経営をしていて不安を抱えている方や美容師の働き方を変えたい人・ブログやSNS発信に力を入れたい人に向けて発信しています。
今回お伝えしたいことは、『美容師が土日でも休める環境にする為には?』ということを自身の体験からお伝えしていけたらと思います。
美容師やサービス業にとって土日に休むってあまり賛同されないパターンって多いと思います。1番お客様が集まりやすいときに、『こんな忙しくなることが分かっているのになんで休むの?』と思う方は多いのではないでしょうか?
少なくとも僕は、スタッフにはそんなことを実際に思っていました。でも、考え方を変えたり土日でも休める仕組みを整えると、不思議と当たり前だと思っていたことでも意外に大丈夫という考え方になります。
数年間仕組みを作りつつやった結果、いつ休んでもいい状態に去年からできるようになりました。時間はかかりましたが、仕組みを作ることで確実に前より家族の時間ができたり、サロンワーク以外の仕事の時間を作れるようになったので、効率的に動けるようになりました。
この、noteの記事でもこれからも言っていくことなのですが、結論からいうと、、、
・次回予約
・客単価アップ
・物販売上
この、3つのことに意識して取り組みました。
最初に取り組んだことを、簡単に説明していきます。
まずは、次回予約に取り組む
数年前から自分の働き方やスタッフの働き方に疑問を持ちだして、「このままで本当にいいのか?」って強く思うようになりました。
美容師だから『休みが少なくて、働く時間も長くて、しんどい働き方をしないと続けていくことはできないのか?』って考えるとそうじゃないと思うんですよね。
仕組みを作ったり、やり方を変えると当たり前だったことでも当たり前じゃなくなると思います。
まず、最初に僕が実際に取り組んだことは、、、
【次回予約】です。
次回予約はアシスタントが辞めたことによって、『抱えるお客様の人数に制限がかかるので予約が取りづらくなるという理由』で始めたのが最初です。
でも、それだけではお客様は納得してくれません。
次回予約に関しては、ライター記事に詳しく書いていますので、見てください。
・【次回予約を始める前に】お店や個人の売りメニューはありますか?
・なぜ次回予約をするときに【売りメニュー】が大切なのか?
・お客様のアプローチとしては、、、
この3つについて詳しく解説しています。
客単価アップ(料金改正を3年で4回)
ちょっと、過去の記事で恥ずかしですが、こんな記事を3年前位に書いていました。
コツコツと積み上げてきた経験と知識とそれに対して使ってきたお金が美容師はあるはずです。考え方を変えてこの3年で4回の値上げをしています。
そこに対して気を使って全てお客様に合わせた料金にしてしまうと多分疲れ果てると思います。「自分って何がしたかったんだろ?」って。
自分でも納得した料金を頂いて、それに対して価値を感じてもらいことや、そのサービスを提供することで、自分にとっても少しの緊張感を与える事が大事だと思います。
料金をしっかりと見直すことってホントに大事なことなんだとこの数年で痛感しました。
自分ができる【客数】×【客単価】=【売上】を、最初から想定してやることは重要です。
料金改正前の客単価は6000円弱でした。客数も1人でマンツーマンでやっていたこともあり、限界値は250人で毎月やっていましたが、さすがに体の限界を感じました。
休みも削り、夜も可能な限りやっていたので、『これでは、体が壊れる』と思い、料金を長期的に見直すと考えました。
現在では、客単価15000円まで引き上げる事ができる仕組みを作ったので、働き方の変化はかなり変わりました。
それによって働く時間も選べたり、休みを選べるようになったり、家族との時間も取ることができたりと自分の人生での【時間】っていうものが遥かに増えました。
そうなることによってお客様に対してのパフォーマンスも良くなったと思いますし、もっと良くしていきたいって気持ちもどんどんでます。
物販売上に力を注ぐ
こちらに関しても、ライター記事に詳しく書いています。
・物販に力を入れてない美容室がまだ多い
・お客様に商品を勧めることが悪だと思っている(お客様の財布事情を勝手に判断している)
・なぜ、物販に力を入れないといけないのか理由が分からない
・効率よく販売する方法が分からない
・どうせネットで買われるからという気持ちがある
などの事を数年前、物販に力を入れてない(入れる理由が分からない)時は思っていました。しかし、コロナをきっかけに『技術売上だけで果たして大丈夫?』ということを考える経営者が増えたのは確実です。
お店にご来店して頂かないと始まらないのが、美容室経営です。でも、これからの時代『物販』『EC』『サブスク』に力を注いでいかないと危ないかもしれないという感覚でいます。
自分自身、物販にここまで力を注ぐという考えは数年前までは想像もできていませんでした。でも、知識もなにもない状態からのスタートでしたので、やっていることは非常にシンプルな事しかやっていません。
それでも、月平均40万になることができたり、12月の商品売上が過去最高記録となる210万円となり、マンツーマンだからこそできるサービスがお客様に理解してもらえたのかなと思っています。
まとめ
・次回予約
・客単価アップ
・物販売上
以上のことをお伝えしましたが、それだけが正解ではないと思います。僕の場合は、この3つに力を入れたことで『休み・時間管理』が自由にできるようになりました。
無理してお客様の人数を増やすやり方と言うより、最初に限界値を決めて、そこから『自分が生活ができる費用を考えて』決めてやっています。
別に、そこまで贅沢をしなければ生きていくことができるので、最低生活費を割り出し、個人なのでそこまでの投資とは言えませんが、事業に投資して伸ばすことができるようにすることも、自分が自由になれる方法です。
今では、2ヶ月後の予約まで埋まるようになっていくことで、安定した経営ができお客様への還元に繋がり、働き方も変えることができると思っています。
次回予約が高いと物販比率も上がると思いますので、参考にして頂けたら幸いです。
【メディア紹介】
・note (美容師向け無料記事)
・田舎の美容師ブログ(商品・髪質改善)
・美容師ツイート
・美容師ラジオチャンネル
#美容師 #美容室 #美容院 #三田市 #1人美容室経営 #ブログ #田舎 #地方 #働き方