見出し画像

「勝ち負けから離れる」。老いても楽しめる柔道を ー 12/11(水)2024年178回目の稽古

今日は銀行から大勢の参加がある日です。果たして世界中に取引銀行と一緒に柔道の稽古をしている会社があるだろうかと思うと、少し不思議な気持ちになります。

36歳の時から柔道を始めて、ずっと疑問に思ってきたのは、生涯続けていける柔道にするためには、勝ち負けから脱していかなければならない。そうしなければ、楽しんで稽古することができなくなるということでした。

この半年間、立技をやめて、受け身もやめ、膝立ちでの乱取りもやめて、打込形式の寝技に徹してきた結果、年齢や性別に関係なく楽しめる柔道が出来てきているのではないかと感じています。

決断をして、本当に良かったと思っています。

人は、老いていきます。でも、老いてもなお楽しめる柔道を、これからも続けていきたいと思います。

内容は、腰上げ足伸ばし10回、肩ブリッジ10回、バードドック、背中歩き、エビ、寝技打込み2分x9セットでした。

今日の、寝技は、引き続き横帯返しです。防御をするにしても、力任せにするのではなくて、相手の動きを見ながら、しっかり考えてみることにしました。

講話は「じゃれあい」、「心の余裕」について話をしました。「勝ち負けから離れる」ことは、柔道に対する姿勢を変える必要があって、なかなか難しいかもしれませんが、その「心の余裕」は、必ず仕事や日常生活にいきてくると思っています。

いいなと思ったら応援しよう!

松坂 晃太郎  / MATSUSAKA Kotaro
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは、執筆活動や生涯柔道普及のために使わせていただきます!