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20241123 教科書の中の祭

 先日、中学校の道徳の教科書に博多祇園山笠が取り上げられていることについて書きました。

 さすが我が山笠! 教科書の教材に取り上げられている祭なんて他にはないのでは! と栄光浴にあふれていると…青森ねぶたも道徳の教科書に採用されているのを発見しました。
 光村図書の中学道徳1年生『きみが いちばん ひかるとき』に「夢を諦めない-「ねぶた師」北村麻子」が採用されているのですね~。

 で、その流れで2年生の教科書をみると、教材名には「6 消防団」としか書かれていませんが、祇園祭へのリンクが存在するので祇園祭の中での消防団の方々の活躍が書かれているのかもしれません。
 
【書誌情報】
日本教育新聞 2019 中学校「特別の教科 道徳」教科書採択、東京書籍がシェアトップ. (2019年3月18日)

 各教委が採択した占有率(シェア)は、東京書籍が34.8%と最も高い。日本文教出版25.3%▽光村図書出版16.0%▽教育出版10.1%▽学研教育みらい5.7%▽廣済堂あかつき5.4%▽学校図書2.4%▽日本教科書0.3%―の順となっている。

 上に引用した日本教育新聞の2019年の記事によると、山笠が取り上げられた教育出版のシェアは10.1%、それに対して青森ねぶたと京都祇園祭の取り上げられた光村図書出版のシェアは16.0%で光村の方がシェア高いから山笠はねぶたと祇園祭に負けたか…などと思いながら光村の3年生の教材をみてみると…

「23 好いとっちゃん、博多」

という教材がありました! びっくり!
 教科書の内容は無料でネットで読むことができませんが指導の例をみつけることができました。

 これを読む限り、山笠などのイラストや地下鉄のマークなどでなじみの深い西島伊三雄さんの博多に対する思いについての教材なのだろうと思います。
 ということで山笠が教育出版で取り上げられ、博多が光村図書で取り上げられ、博多祇園山笠の道徳教育での地位はゆるぎないものであるなあと再び栄光浴です。
 ここまで書くと、他の出版社の道徳の教科書で祭が取り上げられているかを調べるのを当然しないといけませんが今日はまずここでいったん締めたいと思います。
 

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