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20241118 博多祇園山笠で学ぶ道徳
先日「祭と学校の関係について学びはじめる」というタイトルでNOTEを書きました。
その流れで本日も学校と祭の関係を学んでいると…博多祇園山笠が道徳の教科書に採用されていることを知りました。
西日本新聞 2018 中3「道徳」の教科書に「博多山笠」 長谷川法世さん執筆 思春期の戸惑いと成長描く. 西日本新聞朝刊(2018/06/03付) (2024年11月18日確認)
2018年の西日本新聞の記事に載っていたのにそれに気づけなかった福岡時代の自分を恥じております。
以下,教育出版のページより「年間指導計画・評価の視点(案)」の該当箇所を引用します。
採用された教科書:中学3年生向け教科書「中学道徳3 とびだそう未来へ」(教育出版)2019年度版
作者:長谷川法世
教材名:舁き縄
主題名:「地域社会の一員として」
内容項目:【C 郷土の伝統と文化の尊重,郷土を愛する態度】
配当時間:1
ねらい:「僕」が抱く博多祇園山笠への思いについて考えることを通して,郷土の伝統や地域社会の一員としての自覚の大切さに気づき,郷土を愛し,進んで郷土の発展に努めようとする態度を育てる。
学習活動と主な発問(〇は導入):
1 郷土の伝統行事に関わった体験を出し合う。
○郷土の伝統や文化に触れたり関わったりしたことはあるだろうか。
2 「舁き縄」を読み,郷土の伝統や文化のよさや意義について話し合う。
●「僕」は,博多祇園山笠のどんなところに魅力を感じているのだろう。
●あなたがこれから大切にしたい,守っていきたい郷土のよさはなんだろう。
●人はなぜ,郷土の伝統や文化に魅力を感じるのだろう。
3 郷土の伝統や文化を引き継ぐ地域社会の一員としてどうありたいかを考える。
評価の視点:
【多面的・多角的に考える】
郷土の伝統や文化のよさについて,多面的・多角的に考えている。
【自分のこととして考える】
郷土や地域社会と自分との関わりの中で,伝統や文化の大切さについて考えている。
他教科・特別活動などとの関連:総合的な学習の時間
SDGs目標との関連:目標 11
指導案はみつかりませんでしたが,福岡から遠く離れた福島のいわき市立上遠野中学校で行われた授業の実践例などをみつけました。長谷川法世先生のかかれた山笠の絵もここで確認できるかと。
そのほか,千葉県の印西市立小林中学校や
愛知県一宮市木曽川中学校での実践の紹介もありました。
https://www2.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=2320076&type=2&date=20220808&category_id=6521
おそらく全国の中学校で博多祇園山笠について授業で学んでいると思うと胸熱ですね~。
今のところ指導案はみつかっていないので自分が作ってみようかな~。