"わたしのスキ!"が詰まった世界に一冊のノート。
2023.1.4.
蔵前にある文房具屋さん「カキモリ」へ行ってまいりました。
店内の程よく落ち着いた空気感が居心地よく、気付いたら1時間半近くじっくりと見て回っていました。何種類もの万年筆やインクを試し書きできるのが楽しいです。
(↓前回はこちらの記事でも紹介している、"万年筆"と"ブルーのインク"を購入しました。)
カキモリのオーダーノート
今回の目的は、カキモリオリジナルの"オーダーノート"を作ることです。
最近書く習慣が身についてきたこともあり、日記を書こう!と思い立ち、オリジナルノートを作りにきました。
ちょっと特別なノートであれば、毎日楽しく書くことができて、継続にも繋がると思いました。
あとは単純に、オーダーノートというシステムがどんなものかと興味津々だったからです。笑
こんなノートが完成!
まずは、表紙を60種類の中から選び、さらに、中の用紙の素材や種類(スケジュール帳、写真入れ、スケッチブック用のものもありました)も選んでいきます。また、リングの色や留め具の種類も好きなものを選択できます。
ちょっと派手目な柄物にするか、シンプルな無地にするか、、
かなり迷いましたが、長く飽きずに使い続けたいと思い、シンプルで落ち着いたグリーンにしました。
中紙は万年筆のインクにもぴったりな、にじみの少ない「バンクペーパー」。
文字だけでなく、イラストも自由に書きたかったのでまっさらな無地タイプにしました。(学生時代も、字を線に沿って書き揃えるのが苦手でノートは無地タイプを使っていました)
ゴールドの角金が表紙のグリーンと相性ぴったりなのがお気に入りです。
小柄なお姉さんが職人技で手際よく作っている姿を、最初から最後まで眺めていたのもあり、愛着の湧いたノートになりました。我が子のよう。笑
ちなみに、お値段は合計3600円程でした。
使い終わったら中紙だけ入れ替えて、そのまま長く使い続けることができるそうです。
今のところ、毎日日記継続中です。✌︎(2023.1.13.現在)
実際にオーダーノートを使ってみた感想
結論、、、
「作ってよかった!!!」
こんなに愛着の湧いたノートは初めてです。
"ノートを作る"という体験価値
カキモリでは(もちろん他の文房具店でも。)、同じくらいの値段で上質な素材のノートを買うことができます。
しかし、オーダーノートの良さは、自分で色や素材の組み合わせを選ぶところから始まり、さらにノートを作る過程も見ることができます。
「ノートを買う」という普段では単純な行為が、記憶に深く残る特別な行為になります。他では味わえない体験価値があることで、愛着が芽生えたノートになります。
バンクペーパーの魅力
そして、まだまだ文房具の世界に入り始めた自分にとって驚きだったのが、バンクペーパー紙の魅力。
書き心地がいいだけでなく、万年筆のインクを使っても裏移りがしません。(※コピックは裏移りしました。水性ペンなら大丈夫そう!)
用紙の表裏どちらにも文字を書き込めて無駄なく使うことができて、たくさんの文字を書くことが好きな人に心からオススメしたいです。
わたしのスキが詰まったノート
全てが"わたしのスキ"でできたノート。
だから、毎日触れたくなり、書きたくなり、大切にしたくなります。
ノートを閉じた時、このノートが作られていく光景を思い出します。
職人さんがアナログ機械でガチャン!と音を立てて紙に穴が開けられる。リングを通し、手仕事でペラペラと全ての紙をめくって揃っているかのチェック。
つい、待ちきれず完成するちょっと前にレジに並んだことまで。笑
そんな思い出と共に生まれたノート。
使い続ければ続けるほど、価値が高まっていきます。
使い終わる日を楽しみに、
今は毎日書き続けています。
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