第0章:ADHDと診断された私が考えている今後の人生の過ごし方
みなさん、はじめまして。
簡単に自己紹介をすると、わたしは福岡出身で現在は都内で会社員をしている社会人5年目の男です。(2020年5月現在)
初投稿なので今回はざっくりとわたしの経験談から今後の目標をお話ししたいと思います。
思いの熱さと強さから、なかなかの長文になってしまったので、きっかけの部分は目次で飛ばしてもらっても、興味を持って読んでもらえるだけでもうれしいです。
きっかけ① -大人ADHD診断告知-
いきなりですが、社会人2年目のある日、わたしは大人ADHDと診断されました。
その延長から出てしまった言動で、ずっとそばにいてくれていた大切な人たちを失いました。そのことをきっかけに、わたしの人生は予想もしなかった方向に転落していきました。
当時は、常に漠然とした不安に襲われていて、職場でもぼーっとすることが多くなり、仕事もうまく行かず、自己嫌悪から非常に自信を失いました。
しかし、自分自身でも弱い自分を認めることができず、弱音を吐きたくないという気持ちから、周囲の誰にも相談できずに一人塞ぎ込んで過ごしていました。
一人で抱え込んで過ごしていると、周囲からも陰で悪く言われているんじゃないかなど、ありもしない不安や恐怖を自分の頭の中だけで増幅させて、親しい人たちさえも信用ができなくなっていきました。
そんな中でも、どん底の自分の気持ちを理解してくれて、心から信用できる友達がいてくれたことで、徐々になんとか自分を肯定できる考え方に変わることができていきました。
きっかけ② - 新型コロナの影響-
時が経って、今年3月末に、わたしの勤めている会社から新型コロナウィルス感染者が出てしまい、全社員に在宅勤務の日々を命じられました。
外出自粛中の初期は、孤独を感じ、また不安感や焦りなどから、吐き気や目眩など様々な症状が出てきてしまうようになりました。
このことから、わたしは人と人の繋がりで健全な心で過ごせていたんだということに気づき、そんな落ち込んだ自分にも励ましてくれたり気軽に連絡をくれたりする友人がたくさんいてくれて、わたしは幸せだなと感じました。
一方で、もしこのような恵まれた友人関係を持っていなかったら、わたしはどうなっていたのだろうかと考えるようになりました。
自分は幸いにも素敵な友達に恵まれていたが、世間を見渡した時に、そのようなコミュニティから身を置いている人、もしくは、塞ぎ込んでしまって社会との接点をあえて絶ってしまっている人は世の中に大勢いるのではないかと考えるようになりました。
自分の過去と同じような悩みを持ちながら社会生活を過ごしている人々の不安感や孤独感を和らげるために少しでも自分にできることはないだろうかと考え、まずは自分を理解するためにもADHDや心理学について学ぶようになりました。
発信することの意味
そんな中で、noteの存在を知りました。
自分の経験や学んだことを発信することで、過去の自分のように悩んでいる人や一人で抱え込んでしまっている人の考え方や心持ちを変えるきっかけ作りに役立つことができるのではないかと思い、noteを始めることにしました。
実際に、わたしはたまたま出会った同じ悩みを持つ友人と悩みや不安を共有し合ったことで、「あ、自分だけが苦しいんじゃないんだ」とか「人に弱みを打ち明けることで信頼し合える関係が築けることもあるんだ」という気持ちに切り替わることができ、一人で塞ぎ込むことから克服できるようになったため、どん底にいる気持ちで過ごしていたわたしのような人の役に立ちたいと本気で思っています。
実名での発信は躊躇しましたが、あえて実名出し(ひらがなではありますが)をすることで、ADHDであることを隠していた過去の自分から包み隠さず生きていける人間として変わりたいと思い、ADHDであることを隠していたことで裏切る形となった大切な人々や親族に対する贖罪の意味も込めて、あえて実名で発信して行きたいと思いました。
オンラインサロンという選択肢
わたしは今後の目標として営利目的でない新しい形の「オンラインサロン」の開設を目標としています。
オンラインサロンは、月額会費制のWeb上で展開されるコミュニティ(クローズド)の総称である。
引用:オンラインサロン - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%B3
オンラインサロン開設を目標としたきっかけとしては、
自分の頭の中で以下のような思考プロセスがあります。
・言い訳をしていると思われることが嫌で周りに精神疾患やADHDであることを打ち明けられず相談できずにいる人が社会にはたくさんいる。
・男らしさという社会的なレッテルが邪魔をして言い出せない男性も多い。
・男性でも弱音を吐いて良いし、一人で抱え込まないでほしい。
・苦しい思いで過ごしてしまっているみなさんと交流できる場所がほしい。
・わたしと同様に悩んだり克服したりしたお話を聞かせていただきたい。
・実体験に基づくご経験を発信して共有することはきっと他の誰かの救いになる。
・会社や学校など実社会ではなかなか作れない気の置ける絆をオンライン上で繋いでいきたい。
・しかし、SNSなどでは匿名で不特定多数の人々が心ないことを言ったり、弱さに付け込まれたりしてしまう。
・みなさんの安心して話せる居場所を作りたい。
・そのためには匿名性のないクローズドコミュニティ作りが必要だ。
以上のようなことを色々と模索した結果、オンラインサロンという形がわたしの考えに一番近いコミュニティ作りに適しているという考えに至りました。
<オンラインサロンの利点>
オープンな場ではオープンにしていない主宰者の本音や、
クローズドの空間だからこそ話せる情報や裏話などを知ることができる。
オンラインサロン主宰者の投稿に意見を述べたり、
質問や相談を投げかけたりと主宰者と気軽に交流ができる。
趣味嗜好が近しい他のオンラインサロンメンバーとも気軽に交流することができる。特にオフ会ではメンバー同士の交流が盛んになる。
引用:オンラインサロン - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%B3
今後の目標
過去の自分と同じような悩みや不安を持つ人たちの交流の場を作るという目標を実現するためにも、まずは自分にできることはnoteに自分の経験や学んだことを発信することが大事だと考えています。
描いた通りに目標を実現できるかは、正直今のところ自信は持てていませんが、考えているだけで自ら何か行動しないと何も実現できないと思うので、まずは自分にできるそうなことからコツコツと始めていきたいと思います。
わたしの今後の目標に興味を持っていただける方々を徐々に広げていき、目標である「こころの交流」をコンセプトとしたオンラインサロン開設の実現に向けて一生懸命取り組んでいきたいと思います。
初投稿ということもあり所信表明が長くなってしまいましたが、毎日更新できる自信はないので、自分のペースを大事に無理しない程度にみなさんに「おもしろい」と思ってもらえたり、みなさんの生活に役立ちそうなことを意識しながらコツコツと発信していきたいと考えています。
こんなわたしですが、今後ともよろしくお願いいたします。