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自分と社会

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個人と社会との関係性についてまとめています。
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記事一覧

第16章:「孤独」と「寂しさ」の本質的な違いを知る

世の中的に、リモート環境での在宅ワークが一般的となったことで、一人で過ごす時間が増えた方は多いのではないでしょうか。 そこで今回は、タイトルにある通り「寂しさ」と「孤独」というテーマで、その違いや考え方についてまとめていきたいと思います。 まず、この記事を読んでいただいている方にインプットしていただきたいフレーズを記載します。 キーフレーズ 「孤独」は状態、「寂しさ」は感情 この軸をもとに、以下で学んだことをまとめていきたいと思います。 「孤独」と「寂しい」の意味━

第15章:「平等」の本質をとらえることの価値

みなさんは「平等」という言葉をどのように理解されていますでしょうか。 わたしは修士課程で法学を研究していたこともあり、「権利」「自由」と同じくらいこの「平等」について考ええる機会がたくさんありました。 日常的に使われる場合の平等と、法学的に使われる平等は多少ニュアンスのズレがあるかなというのがわたしの印象です。 そこで、今回は、この「平等」という概念について、歴史や近代・現代の事例を挙げていきながら少し考えていきたいと思います。 「法の下の平等」とは?日本国憲法第14

第13章:今の時代を築いているのは「わたしたち」である

今回は、一般的な歴史の見方とはちょっと変わった視点のお話をさせたいただきたいと思います。 わたしの得意分野でもある「芸術と文明の相関関係」を軸として、過去の芸術史と文明の発展という歴史を同時並行で見ながらまとめていきたいと思います。 ところで、みなさんは日常において文学や美術に触れる機会をどれくらい持たれていますでしょうか。 そこまで触れる頻度が高くない方々にとっても「おもしろい!」と思ってもらえるように工夫してまとめていますので、ぜひ最後までご覧いただけるととてもうれ

第11章:他者への共感は自己の経験から湧いてくる

哲学者アダム・スミスは著書『道徳感情論』の冒頭で、人間の共感能力について、次のように述べています。 <アダム・スミスの考え> 人間がどれほど利己的であるとしても、 人間の本性には「他人の幸福」を 必要とする原理がある。 人間を、ただ利己的な存在ではなく、他者の幸福を願い、他者を思いやることができる「共感能力」を持った社会的動物であると捉えています。 わたしもこの考えに激しく同感です。 自分の欲求が満たされるだけでは本質的な幸せを感じられないのは自分の体験を通じて否定しよ

第9章:ストレスは成長できる良いチャンス

みなさんはストレスに対してどのようなイメージを持たれていますか? わたしはどちらかというとポジティブに捉えている方だと思います。 それは、いろんな経験を通して、ストレスから自分が成長できるきっかけをもらえているという捉え方をしているからかもしれません。 そもそもストレスとは何なのか? なんでストレスを感じると気分が落ち込む人が多いのか? 目に見えないストレスというものは一体どこから湧いて出てくるのか? そんなことが気になったので、勉強も兼ねて調べてみました。 すると、お

第8章:人助けは自分のためであるという考え方

みなさんは最後に人助けをしたのはいつだか覚えていますでしょうか。 わたしは一日一善をこころがけて過ごしていますが、今回は、昨日させていただいた人助けをきっかけに学んだことを共有したいと思います。 個人的に想いが強すぎて、4,200文字超えの文章になってしまいましたが、賛否両論あるテーマだと思うので、みなさんの考え方も伺えたらうれしいです。 なぜ今回のテーマを人助けにしたかったかというと、幸いにも会社から夏のボーナスをいただけたので、半分はコロナ禍で困っている方々と医療従事

第6章:変化の時代には想像力と創造力が問われる

世界的に変化の多かったこの3ヶ月ですが、みなさんはこの変化とどう向き合っていますでしょうか。 変化への対応力について、19世紀のイギリスの自然科学者ダーウィンはこういう言葉を残しています。 最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者である  ー チャールズ・ダーウィン (1809-1882)ー われわれは今こそ、変化に対応できるかを問われていると常々感じています。 新型コロナだけではなく、あらゆる面で世の中は日々刻

第5章:人と人が繋がることで生まれる価値

現代哲学の社会思想家であるジョン・デューイは、人間の社会的な側面の性質をこのように表現しました。    個人なくして社会はなく、社会なくして個人は存在しえない。 わたしは常々、人は他者や社会との繋がりを通して、自己成長が何倍にも急速化すると考えています。 自分の持っていない能力や知識を持っている他の人から力を借りたり、その人が持っていない自分の価値を提供することで、人々は支え合い、お互いを高め合い、1つの大きな力となり、より豊かな社会を実現できると考えています。 つま