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オサムの視点~あほあほエッセイ~

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松本修のおもしろエッセイ
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記事一覧

【エッセイ】志村けんさんの「気ぃ悪いわ!」

1998年のお正月2日の深夜のこと、ひとりでテレビのチャンネルをザッピングしていたら、志村け…

【エッセイ】「ローマの休日」でグレゴリー・ペックは、何を飲んだか?

映画『ローマの休日』(1953年制作)をDVDで見ていて、ひとつの発見をしました。「コールコ…

【エッセイ】潮騒の舞台をたずねて

秋の某日、三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台・歌島のモデルとなった神島(かみしま)を訪れまし…

【エッセイ】煌めくはたちの黒木瞳さん

私は、はたちの黒木瞳さんと昼間の阪急電車の中で、偶然、出くわしたことがあります。私が宝塚…

【エッセイ】恋の相対性理論

私が24歳のとき、一方的に結婚したいと願った女性がいました。今からもう半世紀も前のことです…

【エッセイ】ボケとツッコミの師匠バッテンさん

私は1972年4月に朝日放送に入社し、3週間余りの社内研修を経て、テレビ制作部に配属されました…

【エッセイ】18歳で吉永小百合さんと

18歳の私は、1968年の3月末、京都の南座の舞台で歌謡ショーを上演中の吉永小百合さんと、客席の最前列に立って握手をしてもらうという光栄に浴しました。私は4月に京都の大学に進学します。そのしばらく前に、西江州の田舎・高島郡マキノ町海津から上洛していたのです。 吉永小百合さんは23歳になったばかりでしたが、世にゆるぎないスターでした。紅白歌合戦にすでに5度も出るなど、歌手としての人気も高かったのです。 歌謡ショーの後半、観客席のファンから花束を受け取るというコーナーがありま