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『怪談 青柳屋敷』読了 青柳碧人著・気分が…
青柳碧人氏は、
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』が有名な作品の作家さんで、
この作品もまた、柳家権之助師匠のXで知った事で読んでみたいと思いました
ミステリ作家さんの怪談とは如何なるものや?との思いもありましたので、楽しみに読み始めたら…『まえがき』に、私の好きな物が大量に出てきました
『あなたの知らない世界』、
稲川淳二さん、
『新耳袋』、
ファンキー中村さん、
『稲川淳二の怪談グランプリ』、
松原タニシさん、
ちゅるんカンパニー主催のOKOWA、
竹書房主催の怪談最恐戦、
田中俊行さん、
下駄華緒さんの『不思議大百科』、
知っている地名…etc、
まー出てくるわ、出てくるわで、
いきなり興奮してしまいました
そんな青柳先生の49篇の怖談で、
これならすぐ読めるなと思っていたら
眠気(怖いものに触れるとそうなる体質)やら胃の不快感(最近こっち系の話を読むとよく出る)にやられて仕事終わりの三日間かけて読むことになってしまいました…
今回もネタバレなしの読書感想文です
✳︎今回は裏書も無しです
初めはスイスイ読んでいたのですが、何かしら読み進めなくなる、先に挙げた眠気と胃の不快感が現れて「怖いな」となってしまいました
何が怖い?と言うと…うーん、何だろうとなるのですよ…頭が重いというか、よく分からない怖さにやられてました
そう、『新耳袋』もそうですが、よく分からないエンディングのお話にはこれがあるのです
青柳先生自身も“よく分からない”系の様なお話がゴロゴロとあります
私にもあるみたいな…そんなお話が詰まっていて、なかなか趣のある、読んでいてジワる、なかなか面白い本です
それにしても…何なんだろう…ある意味“障る”ものではなさそうで、そんなところもある様な…今も不思議に思う本を、
青柳先生、ありがとうございます
出会えて良かったです
とっても薄い、読みやすそう!と思える本なので、是非読んでみていただきたいです
そして…感想を教えていただきたいです
私みたいな体調になるか、まーそんな事ないですとか、いろいろね、気になりますので、よろしくお願いします
ま、読んでみ